もしドラ
もしドラは、NHKで連続放送されたベストセラー小説を原作にしたアニメです。
なかなか面白かったので内容紹介をしたいと思います。
内容紹介(ネタバレ注意)
みなみは過去のトラウマから、大好きだった野球を嫌いになります。
野球が嫌いになった理由は、猛烈な野球マニアの父親から女の子でもプロ野球選手になれると教えられて、それを信じてみなみは野球の練習に励んでいました。
しかし小学校6年生の時、ついに女の子はプロ野球選手にはなれないことに気付いてしまいます。
みなみは強烈な衝撃を受けて野球を心の底から嫌いになり、野球からは距離をおいた生活をおくるようになりましす。
そんな時、みなみの幼馴染で親友のゆうきは、野球をしていた時のみなみを応援するうちに、野球に対して興味を持つようになります。
しかしゆうきは命に関わる重い病気を抱えており、小さい時から入退院を繰り返す生活を送っていました。
そんなみなみとゆうきは、同じ高校に進学します。
高校に入学したゆうきは、野球部のマネージャーになります。
しかし、ゆうきの入った野球部では選手達はあまり練習もせずに、試合に出ると2開戦かよくても3開戦で敗退する平凡なチームでした。
時は流れ、ゆうきが野球部のマネージャーになって1年が過ぎた時、再度病気が悪化して病院に入院することになります。
その時医者からゆうきに対して、余命3ヶ月の命だと告げられます。
入院したゆうきを心配して、みなみはたびたび病院にに訪れます。
その時みなみは、野球部の事を気にかけていたゆうきを励ます為に、ゆうきのかわりに野球部のマネージャーになって、野球部を甲子園に導いてゆうきを甲子園につれていくと約束します。
そしてみなみは、ゆうきの代わりに野球部のマネージャーに入部したのです。
野球部員達は、ゆうきの代わりに入部したみなみを歓迎します。
実は野球部員達は、ゆうきからみなみが野球が嫌いな理由や、みなみがゆうきの為に野球部のマネージャになったことや、もし自分になにかあった時にはみなみはすごく悲しむと思うけどその時はみなみを気遣ってほしいとの説明を受けていました。
野球部のマネージャーになったみなみは、現在の弱い野球部を強くするために野球についての勉強をします。
その時偶然見つけたのが、マネージャーとマネージメントを勘違いして購入したドラッカーの本でした。
ドラッカーの本を読んだみなみは、困惑しながらも野球に対してマネージメントを生かせそうだとひらめきます。
そしてみなみは、野球部員や監督に対して様々なマネージメントを提案していきます。
大事な事は、個人の短所をなくすよりも長所を伸ばし、それをチームとして生かして結果に結びつけていくこと。
失敗を恐れずに挑戦して、失敗したらその失敗を糧にして、大きく成長するチャンスにすること。
練習に対しては全てにおいて点数にし、競わせることで真剣に取り組みより大きな効果を生み出すこと。
これらの取り組みによって、野球部は見違えるほど成長します。
そして遂に、甲子園の予選大会が開催します。
予選大会が開催したことで、ゆうきへの見舞いが減少するが、必ず結果を出してゆうきを甲子園に連れて行くとみなみは約束します。
それを聞いたゆうきは、結果よりその過程が大事だという思いをみなみに打ち明けます。
しかしみなみは、結果を重視しないのはマネージメントにおいての紳士さに欠けるとゆうきの意見を否定します。
みなみの意見を聞いて、少し悲しい顔をするゆうき。
そして大会を順調に勝ちすすみ、遂に準決勝まで駒を進めます。
準決勝では、シードの強豪チームと対戦します。
その試合である選手が連続でエラーをしてピンチを迎えます。
しかしなんとかピンチを乗り越えて、試合に勝利します。
試合後のミーティングで、決勝戦はエラーをした選手を変えるべきとの提案がされます。
しかしみなみは、例え試合に負けても選手の成長を信じて変えるべきではないとその提案を否定します。
マネージメントにおいて、個人の失敗を乗り越えての成長は、欠かせない重要なことだったからです。
しかしその晩、ゆうきの見舞いにいくと病室がおかしいことに気づきます。
ゆうきの病室に入ると、ゆうきは昏睡状態で、ゆうきの母親から最後のお別れをいってほしいと頼まれます。
野球部員も全員集まりゆうきにお別れの言葉を告げます。
そして夜が明け、決勝戦当日を迎えます。
みなみは野球部員が集まった場所で、自分が野球が嫌いな事や、ゆうきの為だけに甲子園を目指していた事を皆に打ち明けます。
そして、そんな自分にはもう野球を応援する資格がないと言い放ちます。
野球部員達は、全ての事情をゆうきから聞いているとみなみに説明します。
それを聞いたみなみは取り乱し、どこかに走り去ります。
みなみを追いかけるもう一人のマネージャー。
そしていよいよ、みなみがいないままでの決勝戦が始ります。
試合の展開は不利な状態で、8回まできて0対4で、さらに2アウト満塁のピンチを迎えます。
その時ベンチにみなみが現れて、頑張れと選手を応援します。
応援に答えて見事にピンチを切り抜けます。
そして8回の裏、フォアボールからランナーを溜めた状態で3ランホームランが飛び出し4対3の1点差まで追い上げます。
さらに9回の裏、ツーアウト1、2塁から準決勝でエラーをした選手が見事に成長し、さよならヒットを放ち逆転勝ちをします。
甲子園出場を決めた選手に、リポータが甲子園ではどんな試合をしたいですか?と質問します。
そして選手は答えます。
皆さんが見たいような望むような試合を、僕たちは全力でしたいですと。
感想
マネージメントを題材にしたパズルを組み合わせて行き、その過程を結果に繋げていく展開が特徴のアニメだと思います。
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