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【第11回サウジアラビアロイヤルカップ レース分析】
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このレースは差し・追い込みが圧倒的に有利なトラックバイアスでした。
前半のハイペース(3F 34.0秒)と、勝ったエコロアルバの驚異的な上がり33.2秒が示す通り、先行勢は粘りきれず、
後方から一瞬の爆発的な瞬発力を使えた馬が上位を独占しました。
馬場の水分(小雨・良)が影響し、内よりも外目の経済コースを通り、直線で加速した馬に大きなアドバンテージがありました。

『枠と脚質の有利不利』
項目 有利/不利
枠の有利不利 外枠有利 (1着エコロアルバは外枠6、内枠から先行した馬は厳しい展開)
脚質の有利不利 差し・追い込み有利 (1着は後方から、2・3着も中団から差し。逃げ・先行勢は失速)

『全馬のレース内容と評価』

着順 馬名 レース内容 評価

1着 エコロアルバ 後方(8番手)から直線で大外に進路を取り、上がり最速33.2秒の末脚で全馬を抜き去る圧巻のパフォーマンス。桁違いの瞬発力を証明し、このメンバーでは能力が抜けていた。 最高評価。将来が非常に楽しみ。
2着 ガリレア 内枠から好位(3番手)追走。先行勢が軒並み苦しくなる中、粘り強く脚を使い続け、追い込み勢をクビ差で凌いだ。 高評価。不利な展開・枠を勝負根性と持続力で克服した。
3着 ゾロアストロ 中団(5?6番手)から直線で鋭く反応し、一旦は先頭に立つ優等生な競馬。勝ち馬の決め手に屈したが、1番人気の力は示した。 妥当な評価。堅実だが、速い上がり勝負では勝ち馬に及ばなかった。
4着 マーゴットブロー 終始先頭の逃げを打ち、ハイペースの中、直線も最後まで粘りを見せて4着に踏みとどまる。 大健闘。先行勢にとって厳しい流れで、逃げ馬として最後まで粘った精神力は高く評価できる。
5着 チュウワカーネギー 中団(5番手)追走。馬体重+18kgで、速い上がり勝負に切れ負けしたが、最低限の掲示板は確保。 まずまずの評価。力を出し切れていない可能性があり、タフな馬場や距離延長で期待できる。
6着 ユウファラオ 2番手追走の積極策。逃げ馬の直後で完璧な位置取りだったが、直線で力尽きた。 厳しい評価。先行有利の恩恵を活かせず、決め手不足を露呈。
7着 アスクエジンバラ 中団(5?6番手)から進めるも、直線で伸びきれず失速。 不完全燃焼。人気を裏切る結果。現状では過剰な情熱が空回りしている印象。
8着 ニシノエースサマ 好位(3番手)追走から、直線で早々に失速し後退。 低評価。人気より大きく着順を落とし、現状の能力ではオープン重賞のハイペースに対応できなかった。

『 着差以上に強いレースをした馬』
このレースで着差以上に強いと評価できるのは、以下の2頭です。
1. エコロアルバ(1着)
理由: 2着馬に1馬身半差という着差以上に、上がり33.2秒という圧倒的な数字を残しており、能力の絶対値が他の馬より高いことを証明しました。今後、さらに上の舞台で通用する可能性が高いです。
2. ガリレア(2着)
理由: 7番人気という低評価ながら、先行勢に不利なハイペースと内枠を克服し、3着のゾロアストロ(1番人気)にクビ差先着しました。勝負根性と持続力が光り、着順以上のポテンシャルを示しています。
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