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【オクトーバーステークス(L) レース回顧と次走展望】
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『レース結果の検証と予想の振り返り』
■ レースの展開:
・ レースの上り4Fは 46.0秒、上り3Fは 34.2秒でした。ハロンタイムの推移から、前半はやや落ち着き、中盤以降から徐々に加速していく、想定内のミドルペースであったと判断いたします。
・ 予想通り、上りの速い決め手勝負となりましたが、着順上位は後方一気の差し・追い込み勢が占め、外差し有利の馬場傾向は正しく反映されました。
■ 最大の誤算(ニシノレヴナントの激走):
・ 勝利したニシノレヴナント(8)はC評価でしたが、15番手から最速の上り 32.9秒を繰り出し、13番人気を覆す見事な差し切り勝ちを収めました。
・ 反省点: 決め脚(79)という評価でしたが、実際のレースで示した能力はそれを遥かに上回っていました。追い切りB+で良化傾向にある点と、ハンデ55.0kgという手頃さを、展開適性(差し馬)と結びつけ、もっと積極的に評価すべきでした。特にハンデ戦での軽量と良化傾向の組み合わせは、能力値を上回る激走に繋がりやすいことを、謙虚に受け止めます。
■ 本命馬の検証:
・ 軸馬としたS評価のトーセンリョウ(16)は、追い込みから2着に入線し、予想の核となる高い評価に応えてくれました。追い切りS評価と展開適性(決め脚92)は正しかったと確認できます。
・ S評価のラスカンブレス(7)は17着と大きく敗れました。決め脚100、ルメール騎手という強力な要素がありましたが、後方から馬群の外を回したものの伸びを欠きました。
・ 反省点: ラスカンブレスは4歳馬ですが、このリステッドのペースと上り勝負に対応しきれず、能力を出し切れなかった可能性があります。外差し馬場でも、あまりにも極端な後方からの競馬は、能力があっても展開に左右されるリスクを再認識すべきでした。
■ 高評価馬の低迷:
・ 総合能力トップのA評価オクタヴィアヌス(2)が11着、A評価セレシオン(6)が12着と期待を裏切りました。
・ 教訓: オクタヴィアヌスは内枠(2番)からの中団追走となり、外差し有利の馬場傾向を克服できませんでした。内枠不利という馬場傾向の重要性を、能力値以上に重く見るべきでした。
・ セレシオンは長休明けGV2着の実績がありましたが、57.0kgのハンデと、長休明けを叩いた上積み不足が響いた可能性が考えられます。
『次走への活用と展望』
■ 次走予想においては、ハンデ戦および東京芝コースでの決め手勝負において、以下の点をより重視します。
■ ■ 決め脚の質と軽量の恩恵: 決め脚の潜在能力が高い馬(90以上)だけでなく、ハンデ55.0kg以下の決め脚を持つ馬が、追い切りで良化傾向にある場合は、C評価程度でも上位に組み込むことを検討します。能力値の数字だけでなく、ハンデと状態の上積みによる激走を謙虚に予想します。
■ ■ 内枠不利の絶対視: 東京芝2000mで外差し傾向が強い場合、いくら能力が高くとも、内枠(特に1〜4枠)に入った差し馬は、進路の不利や馬場の影響を考慮し、評価を一段階下げる判断を徹底いたします。
『実力以上に強い競馬をした次走狙い馬』
### ニシノレヴナント(せん5 / 1着 / 13番人気)
■ 強い競馬をした理由
・ 13番人気ながら、全馬中最速の上り 32.9秒という極めて優秀な末脚で勝利しました。これは、リステッドレベルの速い上り勝負において、彼の能力が完全に開花したことを示しています。
・ 55.0kgのハンデを最大限に活かし、外々を回る競馬でスムーズに加速できたことが勝因であり、展開の利を掴む能力が高かったと判断します。
■ 次走狙い目となる条件
・ コース: 東京芝2000m前後。今回の舞台での適性は疑いようがなく、直線の長いコースで真価を発揮します。
・ 展開: ペースが緩まず、速い上りが求められるミドル〜ハイペース。後方から外に出せる展開。
・ ローテーション: セン馬で使い詰めの利くタイプに見えますが、好走後の反動に注意しつつ、得意な条件(東京2000m近辺のリステッドやGIIIなど)で、引き続きハンデ56.0kg以下であれば狙い目です。
### ボーンディスウェイ(牡6 / 3着 / 4番人気)
■ 強い競馬をした理由
・ 予想でE評価(消し要素有り)とし、57.0kgのトップハンデと決め脚不足を懸念しましたが、後方13番手から上り 33.4秒を使い、3着に粘り込みました。
・ 予想に反して、先行せずに後方からの差し競馬を選択し、外差し馬場に対応できた点が好走の要因です。トップハンデを背負いながら、掲示板外が続いていた状態から巻き返したことは、実力以上の強い競馬であったと評価すべきです。
■ 次走狙い目となる条件
・ コース: 距離は2000m〜2200mが主戦場。東京コースでも対応できることが判明しました。
・ 脚質: 今回の競馬から、先行にこだわらず後方からの差しに活路を見出した可能性があり、次走も同様の戦術を取るなら狙い目です。
・ 目標: 斤量が軽くなるハンデ戦、または少頭数で展開が読みやすいレース。今回57.0kgで好走できたため、GIIIなどでハンデが据え置かれた場合でも軽視はできません。
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