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【第68回 MBS賞スワンステークス レース回顧と次走展望】
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『レース結果の検証と予想の振り返り』

■ 展開予想の精度:
・ レースはハロンタイム 12.1 - 10.2 - 11.2 - 11.4 - 11.5 - 11.2 - 11.3 で、上り3ハロンが 34.0秒。予想通り、先行馬に厳しい流れとなり、中団以降からの差し・追い込み決着となりました。この大局観は正しかったと判断いたします。

■ 上位評価馬の成績:
・ オフトレイル(7): A評価、決め脚100の評価通り、後方11番手から最速タイの上り 33.2秒を繰り出し、レコード勝ちを収めました。展開適性と能力が完全に噛み合った結果です。
・ ランスオブカオス(1): S評価の軸馬として3着に入線しました。先行集団直後の好位(6-6)から立ち回り、展開の利を活かした堅実な走りを見せました。

■ 最大の反省点(ワイドラトゥール):
・ ワイドラトゥール(4)を追い切りB評価と近走成績からD評価(消し要素有り)としましたが、結果はクビ差の2着。後方11番手から上り 33.3秒で激走しました。
・ 教訓: 牝馬の軽斤量(55.0kg)と、決め脚93という高い潜在能力を過小評価すべきではありませんでした。追い切り評価が低くても、高速馬場と展開適性が揃った際の爆発力をより重視すべきと謙虚に受け止めます。

■ ロジリオン(12)とウインマーベル(5):
・ A評価のロジリオン(12)が10着に敗れ、C評価のウインマーベル(5)が4着と善戦しました。
・ ロジリオンは休み明けの影響か、期待した強烈な末脚を発揮できませんでした。
・ ウインマーベルは、予想の展開不利を覆し、先行集団直後(4-4)から粘り込みました。この距離でのベテランの強靭な粘りを展開リスク以上に評価すべきでした。



『次走への活用と展望』

■ 次のレースへの活用においては、今回のレースが示す「高速馬場における差し馬の強さ」をさらに深く追求いたします。
■ ■ 追い切り評価だけに囚われず、決め脚の質の高さと、牝馬や軽量馬の展開利を積極的に評価に加え、謙虚に検討します。
■ ■ 京都芝1400mのような外回りコースでは、内を立ち回る堅実な脚質よりも、外から加速できる爆発力を持つ馬を上位評価といたします。

『実力以上に強い競馬をした次走狙い馬』

### ワイドラトゥール(牝4 / 2着 / 12番人気)

■ 強い競馬をした理由
・ 予想で低い評価を受けながらも、勝ち馬と僅差の2着を確保しました。
・ 12番人気という人気薄を跳ね返し、能力の高さと、高速馬場での瞬発力が優れていることを証明しました。今回の激走により、状態は間違いなく上向いたと判断できます。

■ 次走狙い目となる条件
・ コース: 直線の長い外回りコース(京都・阪神・東京の芝1400m〜1600m)。
・ 馬場: 反発力の強い高速の良馬場。スピードが求められる条件。
・ 展開: 前が速くなるハイペースで、後方からスムーズに加速できるレース。
・ 目標: 今後はマイル重賞路線、特に牝馬限定戦や、展開が嵌まりやすいマイル前哨戦などで、再び能力を発揮する機会を探りたいと考えます。

### レッドモンレーヴ(牡6 / 9着 / 15番人気)

■ 強い競馬をした理由
・ 後方17番手という絶望的な位置から、全馬中最速の上り 33.0秒を記録しました。
・ 9着という結果ではありますが、極端な不利な位置取りと展開の中でも、GIでも通用する強烈な末脚が健在であることを示しました。この能力はオッズを遥かに超えるものです。

■ 次走狙い目となる条件
・ コース: 東京芝1400m〜1600mが最良。長い直線で一気の加速を活かせる舞台。
・ 展開: 今回以上の超ハイペースで、先行勢が完全に失速する展開。彼がスムーズに外に出せる状況が必要です。
・ 目標: 東京開催の重賞や、展開がより極端になりやすい大舞台のGIなど、条件が嵌まりやすいレースで、巻き返しを期待したいと考えます。
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