誠実な分析に基づく競馬回顧録
羅生門ステークス 反省と改善の視点《デブ猫競馬》
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開催日:2026年1月17日 | 京都競馬場 11R
今回の振り返りの核心:
想定通りのハイペースにはなったが、「一頭抜けた実力馬の存在」と「極端な待機策が奏功する展開」の二律背反な事象を、データによる足切りで見逃してしまった点が最大の課題です。
【 予想と結果の比較分析 】
『 展開予想の答え合わせ 』
■ 想定: 13番が逃げ、砂の深いタフな馬場で前が止まる「差し展開」。
■ 実際: 2F目「11.3」の激流が発生。想定通り前方は苦しくなった。
■ 誤算: 勝ち馬5番がその激流を2番手で追走しつつ、後半に加速するという規格外のスタミナを見せたこと。
■ 影響: 中団の差し馬が勝ち馬の作る「壁」と「早めのスパート」に翻弄され、進路を失う物理的な不利が発生した。
『 ペース判断の検証 』
■ 前半3F: 35.3秒(超ハイペース)
■ 中盤(600-800m): 12.4秒(唯一の緩み)
■ 帰結: この一瞬の緩みで息を入れた「前」か、あるいは最初から脚を溜め切った「極端な後方」の二択のレースとなり、予想の軸とした中団待機勢には最も厳しい質になりました。
【 評価カテゴリー別の詳細検証 】
想定通りのハイペースにはなったが、「一頭抜けた実力馬の存在」と「極端な待機策が奏功する展開」の二律背反な事象を、データによる足切りで見逃してしまった点が最大の課題です。
■ 能力評価と実際の結果
| 評価 | 馬番 | 馬名 | 結果 | 分析コメント |
|---|---|---|---|---|
| S | 5 | エストレヤデベレン | 1着 | ルメール騎手の完璧なエスコート。想定を上回る完勝。 |
| D | 2 | ジャーヴィス | 2着 | 猛省点。展開の恩恵をデータで切り捨ててしまった。 |
| C | 4 | ノボリショウリュウ | 3着 | 猛省点。上がりの脚を軽視。展開利の最大受益者。 |
| S | 12 | ダノンスウィッチ | 13着 | 先行争いで脚を消失。タフな馬場での58kgが重荷に。 |
■ 「消し要素」馬の台頭要因
■ 2番・4番の激走理由:- 心理的要因: 人気薄ゆえに他馬からのマークが一切なく、完全に自分のリズムに徹することができた。
- 物理的要因: 4コーナーで先行馬群が外に広がった際、内・外の「極端に空いた進路」を選択できた。
- 教訓: ハイペース確定時は、成績不振馬でも「脚質が極端(追い込み)」なら警戒リストに残すべき。
■ 「期待値・不安要素」馬の失速理由
■ 15番 セミマル(4着):- 西村騎手の判断は悪くなかったが、直線入口で前の馬がバテて下がってきた際、ブレーキをかけるロスがあった。
- 進路さえスムーズなら2着は確実だった内容であり、評価自体は間違っていなかったが、「中枠の差し馬」が抱える渋滞リスクを過小評価した。