| 馬番 | 馬名 | 得点 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|---|---|
| 12 | ナルカミ | 98 | S | 3歳最強格。前走JpnⅠ圧勝の時計・着差が圧倒的。57kgの恩恵と戸崎騎手の安定感で盤石。 |
| 2 | ダブルハートボンド | 95 | S | 底を見せていない(6.1.0.0)。坂井騎手(偏差値121.58)の勢いと牝馬56kgでGⅠ奪取の気配濃厚。 |
| 8 | ウィルソンテソーロ | 92 | A | 実績最上位。南部杯を制し充実期。川田騎手鞍上で崩れる姿は想像しにくいが、上積み余地でSに劣る。 |
| 11 | シックスペンス | 88 | A | 初ダートの南部杯2着で適性証明。ルメール騎手の手腕は怖いが、距離延長への対応が鍵。 |
| 14 | ペプチドナイル | 85 | A | フェブラリーS覇者。藤岡佑騎手とのコンビで底力あり。マイル寄りだが能力でカバー可能。 |
| 10 | テンカジョウ | 83 | B | JBCレディスクラシック2着。国分優騎手だが、馬の充実度は高い。相手強化でどこまで。 |
| 16 | ルクソールカフェ | 80 | B | 武蔵野S勝ちは評価も、過去にナルカミに完敗。逆転までは厳しいか。 |
| 9 | アウトレンジ | 78 | B | 前走敗戦も、松山騎手(偏差値132.73)のデータが全騎手中No.1。騎手力での巻き返し警戒。 |
| 6 | ハギノアレグリアス | 75 | B | 昨年の4着馬。岩田康騎手のイン突きがハマれば怖いが、勝ち切るにはワンパンチ不足。 |
| 3 | メイショウハリオ | 72 | C | 実績十分も8歳。武豊騎手でも衰えは隠せず、JBCからの連戦も厳しい。 |
| 13 | サンライズジパング | 70 | C | 3歳馬だがムラがある。池添騎手への乗り替わりもデータ的に強調材料に欠ける。 |
| 1 | ウィリアムバローズ | 68 | C | 岩田望騎手(偏差値112.21)は良いが、前走エルムS4着は物足りない。GⅠでは荷が重い。 |
| 7 | ラムジェット | 65 | C | 3歳の実力馬だが、近走のリズムが悪い。三浦騎手での一変は期待薄。 |
| 15 | ペリエール | 60 | C | エルムS勝ちはあるが、前走みやこS10着が負けすぎ。佐々木騎手でもここは試金石。 |
| 4 | セラフィックコール | 55 | C | チャンピオンズC昨年12着。気性難もあり、西村淳騎手(偏差値122)でも信頼度は低い。 |
| 5 | ヘリオス | 40 | C | 9歳馬。近走地方でも勝ちきれず、このメンバーではスピード不足。 |
水平思考で考えて
このチャンピオンズカップの査定では、過去の実績という「点」ではなく、現在の勢いと成長曲線という「線」、そして騎手と馬の相乗効果という「面」で捉えます。特に、ダート界の世代交代の波(3歳勢の台頭)と、提供された騎手データの偏差値(特に坂井騎手、松山騎手の高い数値)を重視します。
最高得点(98点)はナルカミ (12)、次点(95点)はダブルハートボンド (2)です。この2頭をS評価とします。3歳最強格のナルカミと、牝馬で斤量恩恵があり底を見せていないダブルハートボンドによる「新時代の到来」を予感させる評価となりました。
ウィルソンテソーロ (8)は実績No.1ですが、川田騎手での58kgは標準的であり、爆発力でS評価2頭に劣ると判断しA評価。シックスペンス (11)は初ダートでの好走を評価するも、距離延長とスタミナ比べへの懸念からA評価としました。
アウトレンジ (9)の松山騎手は全騎手中最高の偏差値(132.73)を誇り、これが最大の不確実性(上振れ要素)です。馬の近走成績以上に激走する可能性があります。