第50回エリザベス女王杯 回顧と反省文 《デブ猫競馬》


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レース予想と結果の比較、次走への考察

レース結果

2025年11月16日(日曜) 4回京都4日 11レース GⅠ

着順 馬番 馬名 性齢 騎手名 タイム 上り 人気
1 4 7 レガレイラ 牝4 戸崎 圭太 2:11.0 34.2 1
2 1 1 パラディレーヌ 牝3 岩田 望来 2:11.3 34.7 4
3 6 12 ライラック 牝6 藤岡 佑介 2:11.4 34.2 9
4 8 16 リンクスティップ 牝3 C.デムーロ 2:11.4 35.0 2
12 3 6 エリカエクスプレス 牝3 武 豊 2:12.1 36.0 5

※全着順は省略し、主要な馬を記載しています。

事前予想の骨子

【トラックバイアスと展開予想の前提】

  • ■ 脚質: 先行>好位>差し>追込 (高速寄りで前が止まりにくいと想定)
  • ■ 枠: 内〜中枠(1〜5番)有利 (Bコース替わりでロスなく運べる)
  • ■ 必要な能力: 瞬発力+立ち回り力
  • ■ 展開: エリカエクスプレス(6)がハナ主張。平均〜ややスローペースで前残り濃厚。

【不安要素の少ない馬】(上位5頭)

  1. レガレイラ (7):GⅠ実績・能力最上位。先行力も悪くない。
  2. エリカエクスプレス (6):最高の先行力100で、展開最有利のハナを奪えると評価(S評価)。
  3. パラディレーヌ (1):内枠(1番)と3歳54kg斤量が非常に有利。
  4. リンクスティップ (16):鞍上強化と3歳54kg斤量が強力。
  5. ステレンボッシュ (2):C.ルメール騎手への鞍上強化と内枠(2番)利。

【買い目の軸】

トラックバイアスと展開利から、6.エリカエクスプレスの展開利を高く評価し、軸として最優先に検討しました。

【第50回エリザベス女王杯(GⅠ)レース回顧と予想との比較】

『レース全体の評価と結果の概要』

『トラックバイアスと展開予想の検証』

【反省点と今後の課題】

『反省点』

『今後の課題』

【実力以上に強い競馬をした次走狙い馬】

今回のレース結果から、展開の不利や消耗戦の中で、次走に繋がる強いパフォーマンスを見せた馬を3頭選定し、狙い目となる条件を考察します。

『エリカエクスプレス(6番):次走、マイル〜2000m戦』

  • ■ 今回のレース内容:終始ハナを主張し、厳しいラップを刻み続けました。先行馬総崩れの中で12着に敗れましたが、これは彼女自身の能力不足ではなく、作らされたペースによる消耗が原因です。2200mのGⅠでこれだけ強気な逃げが打てたことは、スピード能力の証明です。
  • ■ 次走狙い目となる条件:距離短縮(マイル〜2000m)と、今回ほどマークが厳しくないGIIIやオープン特別で、単騎で逃げられる状況ならば、持ち前のスピードを存分に活かせるでしょう。

『セキトバイースト(10番):次走、内枠先行有利のGIII』

  • ■ 今回のレース内容:4番手前後の先行好位をロスなく追走し、4コーナーでは3番手で粘り込みました。上位陣と比べて上りが35秒3とやや見劣りはしたものの、展開を読み切った立ち回りと堅実な粘りはGⅠでも通用するレベルにあります。
  • ■ 次走狙い目となる条件:今回と同じく、京都や阪神の内回りコース、あるいは中山など、立ち回り力が活きるコースで、内枠(1〜5枠)を引いた時。GIIIであれば、この先行力と粘り強さで馬券圏内を確保できる可能性が高いです。

『ライラック(12番):次走、タフな展開のGII戦』

  • ■ 今回のレース内容:15番手という最後方から、メンバー最速タイの上り34秒2を繰り出し、3着に突っ込んできました。これは、この馬の持つ絶対的な瞬発力と持続力の証明です。
  • ■ 次走狙い目となる条件:乾いた良馬場よりも、力の要る馬場や、今回のように先行勢が苦しくなるような消耗戦になった場合。直線が長く、末脚の爆発力が活きるコースや、GIIクラスで上りがかかるレースであれば、引き続き好走が期待できます。