福島11R 福島テレビ賞(ダート1150m・3歳上オープン)《デブ猫競馬》


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福島ダート1150mはスタートから最初のコーナーまでが短く、テンの速さと先行力が結果に直結しやすいコースと考えられる。今回は逃げ・先行を主張したい馬が多く、序盤のポジション争いが激しくなりやすい一戦である。馬場は非常に乾燥した良馬場で、内外の有利不利は小さく、好位有利かつフラット寄りのバイアスが想定される。前が競り合うことで平均〜ハイペースとなりやすく、その直後につける好位差し勢に展開利があると考えられる。近走のダート短距離内容と先行力を軸に、能力・勝負気配・市場評価を突き合わせて総合的に評価した。

【展開予想】

馬場状態は良馬場で、含水率はゴール前1.4%・4コーナー1.0%と非常に乾燥しており、標準からやや力の要るダートと考えられる。前日・当日のレース傾向を見ても、2番手・3番手・4番手といった好位勢が上位を占める結果が続いており、好位有利・フラット寄りのバイアスが想定される。内外の極端な有利不利は確認できず、枠順による大きな差は生まれにくいと考えられる。

脚質面では、プレゼンティーア・メイショウホウレン・ジョーローリット・ケイアイアニラ・マニバドラ・ファムエレガンテ・ロードアウォードなど、先行を主張したい馬が非常に多い構成となっている。1150mはスタートから最初のコーナーまでの距離が短いため、ポジション争いが激しくなりやすく、ペースはややハイペースからハイペース寄りになると推測される。

想定隊列としては、プレゼンティーアやメイショウホウレン、ジョーローリットらが先頭集団を形成して主導権を争い、その直後にエコロアゼル・ユキマル・ガビーズシスター・ショウナンアビアス・ロードアウォードといった好位差し勢が続く形になると考えられる。中団にはファムエレガンテ・マニバドラ・カズゴルティス・ルディックが位置し、後方にはジャスパーゴールド・ゲッティヴィラ・グッジョブが位置すると推測される。

前がやり合って速い流れになった場合、逃げ・先行馬同士は消耗し合う可能性が高く、直後で脚を溜められる好位差し勢が抜け出しやすい展開になると考えられる。特にエコロアゼルとユキマルは、先行争いに深く関わらず前を見る位置を取れる点で、今回の想定ペースと相性が良いと考えられる。一方、逃げたい馬が複数存在するプレゼンティーアやメイショウホウレン、ジョーローリットは、楽な逃げが難しく、脚を使わされる展開になりやすいと推測される。

【有利な脚質】

好位差し (前が競り合いハイペースになりやすい一方、福島1150mは最後方一気は届きにくいため、前を見ながら運べる脚質がもっとも展開利を受けやすいと考えられる)
先行 (好位有利・フラット寄りのバイアスのため、無理のない先行策も引き続き有効と考えられる)

【展開予想を軸に能力評価】

評価得点馬番馬名理由
B821メイショウホウレン先行力77.3、情報5の勝負気配は91点(A)と高く、休養を挟みながら安定した成績を続けているとされ、情報0が重視する近走内容の面で悪くない。騎手の坂井瑠星は偏差値70.31・当該条件66.1と全馬中トップクラスで、情報0の騎手データ重視の観点からも高く評価できる。ただし情報6では周囲も速く脚を使わされる展開になりやすいと指摘されており、展開面はやや厳しいと考えられる。単勝9.8倍に対し推定期待値オッズは14.8倍程度で、実際のオッズが下回るため見送りと考えられる。
B782ジョーローリット先行力100と全馬中もっとも高く、情報0が重視するテンの速さの面で強みがある。情報5の勝負気配は84点(B+)で状態は維持できている印象とされる。不安材料は騎手変更が積極策とまでは言い切れない点と、逃げ争いになった場合に苦しくなる可能性である。騎手の武藤雅は偏差値面でやや控えめ。単勝32.5倍に対し推定期待値オッズは15.5倍程度で、実際のオッズが大きく上回るため買いと考えられる。
A883ロードアウォード先行力85.5・決め脚76.5とバランスが良く、情報4の総合値も86.3と高水準。情報5では前走からの間隔は短いものの好内容を維持しながら使われているとされ、情報0が重視する近走内容の面で評価できる。情報6でも好位差しの展開利がある1頭として挙げられており、展開適性も高い。騎手の津村明秀は当該条件でも安定した数値を残している。不安材料は間隔の短さによる疲労の可能性である。単勝17.6倍に対し推定期待値オッズは13.75倍程度で、実際のオッズが上回るため買いと考えられる。
C684カズゴルティス先行力77とまずまずだが、情報5では調教面の目立った上積みが少なく、近走内容も大きく前進する材料は少ないとされ、情報0が重視する近走内容の面で見劣りする。騎手の小崎綾也も偏差値面でやや控えめ。単勝93.2倍に対し推定期待値オッズは17.8倍程度と大きな差があるが、能力・近走内容の不安が大きく、見送りに近い評価とした。
S975エコロアゼル情報4の総合値93.8・先行力88.3ともに上位クラスで、情報5の勝負気配も95点(S)ともっとも高い。情報6でも好位から無理をせず流れに対応できる展開利のある1頭として最上位に評価されており、情報0が重視する近走内容・先行力の両面と展開適性が一致している。休養は16週とやや長めだが、情報5では計画的な調整と評価されている。騎手の団野大成は全体偏差値では悪くない数値を残している。単勝5.3倍に対し推定期待値オッズは12.5倍程度で、実際のオッズが下回るため市場的には見送り評価となるが、能力・勝負気配・展開適性のすべてがそろっており、軸候補として高く評価できる。
C626ケイアイアニラ先行力83.3はまずまずだが、情報5では近走苦戦が続いているとされ、情報0が重視する近走内容の面で不安がある。情報6でも位置を取りに行く分だけ最後が甘くなる懸念が指摘されている。騎手の丸田恭介は偏差値・実績数値ともに全馬中もっとも低い水準である。単勝73.9倍に対し推定期待値オッズは19.5倍程度と差はあるが、能力・騎手・近走内容の不安が大きく、見送りに近い評価とした。
A857ガビーズシスター決め脚97.6は全馬中もっとも高く、情報4の総合値も92.5と上位クラス。情報5の勝負気配も90点(A)と高く、騎手の戸崎圭太は偏差値70.11・当該条件64.91と全馬中トップクラスで、情報0が重視する騎手データの面でも高く評価できる。情報6でも速い流れになるほど浮上する好位差しタイプとされ、展開適性も高い。一方で21週の長期休養明けであり、近3走の内容についてはほとんど記録がなく、情報0がもっとも重視する近走内容の面では判断材料不足と言わざるを得ない。単勝6.2倍に対し推定期待値オッズは14.2倍程度で、実際のオッズが下回るため見送りと考えられる。
B808マニバドラ先行力86.4と高く、情報5の勝負気配も86点(B+)とまずまず。前走は内容のある競馬とされ、情報0が重視する近走内容の面でも悪くない。騎手の荻野極は偏差値面で良好な数値を残している。不安材料は近走全体で決め手に欠ける面があるとされる点である。単勝7.5倍に対し推定期待値オッズは15.1倍程度で、実際のオッズが下回るため見送りと考えられる。
D509ジャスパーゴールド情報4の総合値63.3・先行力68とともに低めで、情報5でも近走は苦戦する競馬が続いているとされ、情報0が重視する近走内容・先行力の両面で見劣りする。騎手の松岡正海も偏差値面で控えめ。単勝83.1倍に対し推定期待値オッズは24.2倍程度と差はあるが、能力・近走内容の不安が大きく、見送りに近い評価とした。
D6010ゲッティヴィラ先行力52.2と低めで、決め脚79.2は高いものの、情報0が重視する先行力の面ではやや不利な脚質と考えられる。情報5では今回だけを強く狙った仕上げとまでは判断しにくいとされる。単勝55.2倍に対し推定期待値オッズは20.2倍程度と差はあるが、脚質面での不安が大きく、見送りに近い評価とした。
B8011プレゼンティーア情報5の勝負気配は94点(S)と非常に高く、近走も内容の濃い競馬を続けているとされ、情報0が重視する近走内容の面では評価できる。先行力81.6もまずまずだが、情報4の総合値は70とやや低めで、情報6では逃げたい馬が他にも多く楽逃げが難しいと指摘されている。勝負気配の高さと展開面の厳しさが相反するため、慎重な評価とした。単勝10.4倍に対し推定期待値オッズは15.1倍程度で、実際のオッズが下回るため見送りと考えられる。
E4012グッジョブ先行力22.6・総合値59はいずれも全馬中もっとも低い水準で、情報0が重視する先行力の面で大きく劣る。情報5でも近走内容は大きく変わっておらず、流れを一変させる材料は限られるとされる。単勝27.3倍に対し推定期待値オッズは30.3倍程度とほぼ均衡しており、明確な妙味も見出しにくいため見送りと考えられる。
S9613ユキマル情報4の総合値97.6は全馬中もっとも高く、先行力80.8・決め脚91.1とバランスも良い。情報5の勝負気配も93点(S)と高く、安定した内容を続けながら十分な調整期間を確保しているとされ、情報0が重視する近走内容の面でも評価できる。情報6でも先行を見る位置を取れるため逃げ争いに巻き込まれない展開利のある1頭として最上位に評価されている。騎手の田辺裕信も偏差値面で良好。単勝4.9倍と1番人気で、推定期待値オッズ12.6倍を下回っており、市場的には見送り評価となるが、能力・勝負気配・展開適性のすべてが高水準でそろっており軸候補として扱える。
A8314ファムエレガンテ先行力87.4と高く、情報5の勝負気配も90点(A)とまずまず。間隔を空けて立て直され、以前の内容には高い評価ができるものがあるとされる。騎手の三浦皇成は偏差値面で良好な数値を残しており、情報0が重視する騎手データの面でも評価できる。不安材料は近走の結果だけを見ると物足りない面がある点である。単勝12.2倍に対し推定期待値オッズは14.6倍程度で、実際のオッズが下回るため見送りと考えられる。
A8715ショウナンアビアス決め脚97.3と高く、情報4の総合値も87.8と上位クラス。情報5の勝負気配も88点(A)で、近走は大きく崩れず安定した競馬を続けているとされ、情報0が重視する近走内容の面でも評価できる。情報6でも前半我慢できれば最後に脚を使える好位差しタイプとされ、展開適性も高い。騎手の石橋脩は当該条件で良好な数値を残している。単勝15.5倍に対し推定期待値オッズは13.9倍程度で、実際のオッズが上回るため買いと考えられる。
C7416ルディック先行力78とまずまずで、情報5の勝負気配も82点(B+)と悪くない。休養を挟んで丁寧に調整されているとされ、情報0が重視する近走内容の面では一定の評価ができる。不安材料は騎手の原優介の偏差値がやや控えめな点と、以前と比べてやや物足りない結果が続いている点である。単勝22.2倍に対し推定期待値オッズは16.4倍程度で、実際のオッズが上回るため買いと考えられる。

※期待値オッズは各馬の得点の相対比較から算出した推定値であり、断定的な確率計算ではない。あくまで参考値として扱うべきものと考えられる。

【消し要素の多い馬】(上位5頭)

馬番馬名理由
12グッジョブ先行力・総合値ともに全馬中もっとも低く、情報0が重視する先行力の面で大きく劣る。近走内容も大きな変化がないとされる。
9ジャスパーゴールド能力値・先行力ともに低めで、近走も苦戦が続いているとされ、情報0が重視する近走内容・先行力の両面で見劣りする。
6ケイアイアニラ近走苦戦が続いているとされ、騎手の実績数値も全馬中もっとも低い水準である。
10ゲッティヴィラ先行力が低めで、情報0が重視する先行力の面で福島ダート短距離への適性にやや不安がある。
4カズゴルティス近走内容の大きな上積みが少ないとされ、騎手の実績数値も控えめである。

【不安要素の少ない馬】(上位5頭)

馬番馬名理由
5エコロアゼル能力・先行力・勝負気配・展開適性のいずれも高水準でそろっており、明確な不安材料は少ない。
13ユキマル能力・勝負気配・展開適性のいずれも高水準で、逃げ争いに巻き込まれない位置取りができる点も強みである。
3ロードアウォード不安材料は間隔の短さのみで、近走内容・展開適性ともに高く評価できる。
15ショウナンアビアス不安材料は前半我慢できるかどうかのみで、能力・近走内容・展開適性ともに高水準である。
2ジョーローリット不安材料は逃げ争いに巻き込まれた場合の消耗のみで、先行力は全馬中もっとも高い。

【期待値が高い馬】(上位5頭)

馬番馬名理由
2ジョーローリット先行力100と全馬最高でありながら単勝32.5倍と人気は低く、推定期待値オッズを大きく上回る買いの水準と考えられる。
16ルディック近走内容・勝負気配ともに悪くないながら単勝22.2倍と中位人気にとどまり、推定期待値オッズを上回ると考えられる。
3ロードアウォード展開適性・近走内容ともに高評価でありながら単勝17.6倍で、推定期待値オッズをやや上回る水準と考えられる。
15ショウナンアビアス決め脚・展開適性ともに高評価でありながら単勝15.5倍で、推定期待値オッズをやや上回る水準と考えられる。
4カズゴルティス単勝93.2倍と推定期待値オッズとの数値上の乖離は大きいが、近走内容・能力面の不安が大きいため参考的な位置づけとした。
なお、ケイアイアニラ(6番)・ジャスパーゴールド(9番)・ゲッティヴィラ(10番)も単勝オッズと推定期待値オッズの乖離のみを見ると数値上の妙味があるが、近走内容や先行力の面での不安材料が大きいため、期待値評価の対象からは除外している。

【本命・対抗・特注・推奨1・推奨2】

区分馬番馬名
本命5エコロアゼル
対抗13ユキマル
特注3ロードアウォード
推奨115ショウナンアビアス
推奨22ジョーローリット

本命はエコロアゼルとした。情報4の総合値93.8・先行力88.3はともに上位クラスで、情報0が重視する近走内容・先行力の両面で高く評価できる。情報5の勝負気配も95点(S)と全馬中もっとも高く、休養を挟みながらも計画的な調整が行われてきたと考えられる。情報6の展開評価でも、好位から無理をせず流れに対応できるタイプとして最上位に位置づけられており、想定されるハイペース傾向の展開と噛み合いやすい。不安材料としては16週の休養明けが挙げられるが、情報5ではこれを前向きな調整過程と評価しており、情報0との整合性、展開適性、能力値、勝負気配のいずれの観点からも欠点が少なく、3着以内の可能性がもっとも高い一頭と判断した。

対抗はユキマルとした。情報4の総合値97.6は全馬中もっとも高く、情報5の勝負気配も93点(S)と高水準。情報6でも先行を見る位置を取れるため逃げ争いに巻き込まれない展開利のある1頭として評価されている。騎手の田辺裕信も偏差値面で良好であり、能力・勝負気配・展開適性のいずれも高水準でそろっているため対抗評価とした。

特注はロードアウォードとした。単勝17.6倍は情報1のオッズ順で4番人気以下に相当し、先行力85.5・決め脚76.5とバランスが良く、情報6でも好位差しの展開利がある1頭として挙げられている。前走からの間隔は短いものの、情報5では好内容を維持しながら使われているとされ、情報0が重視する近走内容の面でも評価できることから、人気以上の走りをする可能性がある一頭として特注評価とした。

推奨1はショウナンアビアスとした。決め脚97.3・情報4の総合値87.8と高水準でありながら、情報6でも展開利のある1頭として評価されており、単勝15.5倍という水準は推定期待値オッズをやや上回ると考えられる。期待値評価の観点から推奨馬とした。

推奨2はジョーローリットとした。先行力100は全馬中もっとも高く、情報0が重視するテンの速さの面で強みがあるが、単勝32.5倍と人気は低く、推定期待値オッズを大きく上回る水準と考えられる。逃げ争いに巻き込まれた場合の消耗というリスクはあるものの、期待値の観点から推奨馬とした。