冬の中山芝1200メートルという舞台は、スタートから3コーナーまでの距離が短く、最初の位置取りが勝負の行方を大きく左右します。今回のサンライズステークスは、ハンデ戦かつフルゲートに近い14頭立てとなっており、能力の差よりもコースへの適性と斤量の恩恵、そして激しい先行争いに耐えうる精神力が求められます。馬場状態は内側に若干の痛みがあるものの、基本的には平坦な条件です。逃げ馬が複数存在するためペースは速くなることが予想され、最後の急坂を粘り切るパワーと、有力馬を冷静にマークできる騎手の心理状態が重要になります。
今回のレース展開を左右するのは、3頭の逃げ候補たちの動きです。 事実として、1番ショウナンラスボス、8番スピードオブライト、9番アシャカタカの3頭は先行の姿勢を明確にしています。特に9番の小林美駒騎手は「玉砕覚悟の逃げ」という強い意欲を持っており、減量特典を活かして強引にハナを奪いに行く可能性が極めて高いと推論されます。
これに1番、8番が応戦する形になれば、前半はかなりのハイペースになると予想されます。 断然の実績を持つ3番マックアルイーンの戸崎騎手は、57キロの斤量を考慮し、4コーナー付近から進出を開始する王道の競馬を試みるはずです。
ここで重要になるのが、10番レオテミスの津村騎手の動きです。津村騎手は中山コースに絶大な自信を持っており、3番を「射程圏に入れて仕留める」というハンターのような心理状態で騎乗します。 先行集団が苦しくなる直線で、この10番と3番が抜け出す展開が想定されます。
馬場状態については、内側の進路に傷みが見られるため、外からスムーズに加速できる12番アンビバレントや14番コスモアディラートにも展開が向くはずです。特に横山武史騎手は「大外枠を腕の見せ所」と捉えており、他馬を封じ込めながら最良の進路を選ぶ豪快な仕掛けを見せると推論いたします。
先行/差し
逃げ馬が競り合う展開が予想されるため、体力を温存できる先行馬、または外からスムーズに加速できる差し馬が有利であると判断しました。
| 評価 | 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|---|
| S | 10 | レオテミス | 中山適性が群を抜いており、津村騎手とのコンビも安定。前の馬が競り合う展開を冷静に見極めて抜け出す準備が整っています。 |
| S | 3 | マックアルイーン | 中山1200mで2連勝の実績。57キロのトップハンデとマークの厳しさは懸念ですが、基礎能力の高さで克服可能と判断。 |
| A | 6 | アンドアイラヴハー | 前走で中山を快勝。53キロの軽量で昇級戦に挑めるのは有利。杉原騎手も高い自信を持っており、好位からタフに押し切ります。 |
| A | 12 | アンビバレント | 前走中山での勝利が光る。外枠から被されずに加速できる点は、内が傷んだ馬場においてプラスに働きます。 |
| A | 13 | ウインアイオライト | 53キロは非常に恵まれた斤量。先行力はメンバー中トップクラス。距離短縮で粘り強い末脚が活きると期待されます。 |
| A | 14 | コスモアディラート | 横山武騎手への乗り替わりは勝負気配が強い。大外枠により揉まれる心配がなく、自由な進路取りが可能です。 |
| B | 1 | ショウナンラスボス | 53キロと最内枠を活かしたベテラン江田騎手の逃げ。先行争いが激しくなる懸念はあるが、最短距離を走れる利点あり。 |
| B | 2 | ダークエクリプス | 佐々木騎手への乗り替わりが刺激に。中団待機から内を突く戦略で、隙を突いての浮上を狙います。 |
| B | 7 | スコーピオン | 1000m戦の実績主体。武藤騎手とのコンビでリラックスして運べれば、直線の坂で一瞬の脚を爆発させる余地あり。 |
| B | 8 | スピードオブライト | 中山実績はあるが、逃げ馬が揃った点が不安。うまくリズムを守り、当日の馬体重が維持されていれば粘り込みも。 |
| B | 9 | アシャカタカ | 小林美騎手の積極的な逃げ。展開的には厳しいが、減量を活かして後続に脚を使わせる極端な戦術がはまれば。 |
| B | 11 | イサチルシーサイド | 57キロは楽ではないが、地力は確か。他馬が苦しむ坂でのパワー勝負になれば、木幡初騎手の技術が活きます。 |
| C | 4 | ドーバーホーク | 近走2桁着順続き。極端な展開待ちとなるため、よほどの前崩れがない限り上位進出は難しいと推測します。 |
| C | 5 | ライクアフラワー | 52キロの最軽量だが昇級戦で相手が強化。まずはこのクラスのスピードに慣れることが優先と評価します。 |
| 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|
| 4 | ドーバーホーク | 4走連続で2桁着順。芝のスピード決着への対応力に疑問。 |
| 5 | ライクアフラワー | 2勝クラスでの時計が目立たず、中山の急坂を凌ぐパワー不足。 |
| 11 | イサチルシーサイド | 57キロの重斤量は坂で大きな負担。近走の勢いも不足気味。 |
| 9 | アシャカタカ | 強引なハナ奪取狙いは、後半の失速を招くリスクが極めて高い。 |
| 8 | スピードオブライト | 成績が不安定。軽い馬体重ゆえに冬のタフな馬場での消耗が懸念。 |
| 1 | ショウナンラスボス | 8歳という年齢。激しい先行争いに巻き込まれた際の粘りに不安。 |
| 7 | スコーピオン | 1000m特化の走法に見え、1200mの坂での失速が予想されます。 |
| 2 | ダークエクリプス | 中1週の強行軍。短距離のスピード勝負では追走に苦労する恐れ。 |
| 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|
| 10 | レオテミス | 中山での掲示板を外さない安定感。斤量・騎手・適性が合致。 |
| 3 | マックアルイーン | 舞台実績と戸崎騎手の起用。能力を出し切る確率が最も高い。 |
| 6 | アンドアイラヴハー | 53キロの軽量と前走の勝ちっぷりの良さ。充実期にある。 |
| 14 | コスモアディラート | 外枠により揉まれるリスクが少ない。横山武騎手の勝負強さ。 |
| 12 | アンビバレント | 中山戦勝利の勢い。外からスムーズに加速できる条件が揃う。 |
| 馬番 | 馬名 | 理由 |
|---|---|---|
| 13 | ウインアイオライト | 丹内騎手の複勝率と53キロの軽量。人気以上に走る可能性大。 |
| 6 | アンドアイラヴハー | 勢いのある若手牝馬。53キロなら強豪相手にも競り勝てる。 |
| 10 | レオテミス | 立ち回りの巧さで3番を逆転できる可能性があり、単勝妙味もあり。 |
| 12 | アンビバレント | 中1週による過小評価があれば、適性の高さから狙い目。 |
| 1 | ショウナンラスボス | 江田騎手の一発と53キロ。3連複のヒモとしての魅力。 |
| 印 | 馬番 | 馬名 | 選定理由 |
|---|---|---|---|
| 本命 | 10 | レオテミス | 中山コース適性を最重要視。津村騎手がマックアルイーンをマークしながら、完璧なタイミングで抜け出すと確信。 |
| 対抗 | 3 | マックアルイーン | 舞台実績は随一。57キロの斤量とマークを受ける立場ゆえに対抗としたが、基礎能力の高さで勝ち切る力は十分。 |
| 特注 | 13 | ウインアイオライト | 53キロの軽量と先行力が魅力。距離短縮を味方に、丹内騎手の勝負強さで人気薄からの激走を期待。 |
| 推奨1 | 6 | アンドアイラヴハー | 中山への適性は前走で証明済み。杉原騎手との安定したコンビと53キロの恩恵により、昇級戦でも好勝負。 |
| 推奨2 | 12 | アンビバレント | 中山戦勝利の勢い。内が傷んだ馬場で外からスムーズに加速できる石川騎手の戦略が展開に合致。 |
1. 馬連(軸1頭・2点):10 ― 3, 13
2. 馬連(軸1頭・4点):10 ― 3, 13, 6, 12
3. 3連複(軸1頭・3点):10 ― 3, 13, 6
4. 3連複(軸1頭・5点):10 ― 3, 13, 6, 12, 14
5. 3連単(軸1頭・3点):10 → 3 → 13, 6, 12