2026年1月11日 京都11R 淀短距離ステークス《デブ猫競馬》


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今回の淀短距離ステークスは、内枠の先行馬が圧倒的に有利な条件が整っています。京都芝1200mの特殊なコースレイアウトに加え、本日の芝レースでは前を走る馬がすべて勝利しているという明確なデータがあります。坂の下り坂を上手に利用し、最短距離を走れる馬を中心に組み立てるのが、最も理にかなった選択であると考えられます。

【展開予想】

今回のレース展開を左右するのは、向こう正面から始まる「3コーナーの坂」と、本日の京都競馬場に吹く「西風」の影響です。

まず、スタート直後の争いですが、スピード能力に絶対の自信を持つ9番フィオライアがハナ(先頭)を奪いに行くと予想されます。これに5番デュガや10番メイショウカゼマチが続き、馬群は縦長の形になります。この時、西からの追い風が背中を押すため、前半のペースは見た目以上に速くなる可能性があります。

重要なのは3コーナーから4コーナーにかけての下り坂です。ここで加速がつきすぎて外側に膨らんでしまうと、京都の内回りコースでは致命的な距離のロスになります。逃げるフィオライアに対し、後続の騎手たちは「いかに内側に潜り込んで脚を溜めるか」という心理状態でレースを進めるでしょう。特に1番シュタールヴィントの高杉騎手は、内枠を活かして徹底的に体力を温存する構えを見せると推測されます。

直線に向くと、今度は向かい風が馬たちの行く手を阻みます。ここで重要になるのが、情報0にある「マイルにも対応できる底力」です。単なるスピード自慢の馬は風の影響で失速し、代わってインコースでじっと我慢していた馬や、坂の下りを器用にこなした5番デュガ、そして外から勢いをつける16番モズナナスターなどが台頭してくると考えられます。

結論として、道中は内側の好位(4〜5番手以内)でじっとしていられた馬たちが、最後の短い直線で抜け出してくる展開が最も有力です。後方に位置する12番ヤブサメは、武豊騎手の巧みな手綱さばきでどこまで追い上げられるかが焦点となりますが、今日の馬場傾向(前残り)を考えると、物理的な限界に挑む厳しい形になるかもしれません。

【有利な脚質】

逃げ/先行

理由:本日の京都芝コースでは、先行した馬の勝率が非常に高く、クッション値10.4という硬めの馬場状態もスピードの維持を助けています。また、直線が短いため、後ろから追い込むには相当な能力差が必要です。

【展開予想を軸に能力評価】

評価 得点 馬番 馬名 理由
B 78 1 シュタールヴィント 1番枠を最大限に活かし、ロスなく回る競馬が予想されます。中1週の疲労が懸念されますが、期待値オッズ9.0に対して現在は9.8倍と、条件面での妙味はあります。
C 62 2 マイネルレノン ベテラン和田騎手が積極的な策に出るでしょうが、近走の内容から苦戦は免れません。期待値オッズ25.0に対し21.8倍と、やや過大評価気味です。
C 48 3 イフェイオン 長期休養明けで、まずは状態確認の意味合いが強い一戦。期待値オッズ15.0に対し7.4倍は、実戦感覚の不安を考えると見送りが妥当と考えられます。
B 72 4 グランテスト 前走8着も、間隔を詰めて調子を上げています。田口騎手の丁寧な騎乗に期待。期待値オッズ35.0に対し31.8倍。少し足りない印象です。
S 94 5 デュガ 前走の勝ちっぷりと、坂井騎手の自信に溢れた心理状態を高く評価します。期待値オッズ4.5に対し5.8倍と、現在のオッズは非常に「買い」の判断ができます。
B 75 6 アンクルクロス 昇級初戦ですが勢いがあります。ハマーハンセン騎手の直感に期待。期待値オッズ12.0に対し10.7倍。大きな期待値は見込めません。
B 68 7 ナムラアトム 休み明けですが、底堅い能力の持ち主です。菱田騎手との相性も良いです。期待値オッズ18.0に対し16.3倍。平均的な評価となります。
C 30 8 エナジーグラン 1年以上の休み明けで、芝のスピードへの対応に時間がかかるでしょう。期待値オッズ100.0に対し16.1倍。現時点での購入は慎重になるべきです。
A 85 9 フィオライア 今の先行有利な馬場に最も合致するスピード馬。松山騎手なら逃げ粘れます。期待値オッズ15.0に対し18.7倍。期待値は十分に高いです。
C 45 10 メイショウカゼマチ ダートからの転戦で、芝のトップスピードに戸惑う可能性があります。期待値オッズ80.0に対し81.8倍。展開次第ではありますが評価は低めです。
A 87 11 ソウテン 前走2着の悔しさを晴らすための仕上げ。団野騎手の集中力が光ります。期待値オッズ15.0に対し17.7倍。狙い目の一頭と言えます。
A 88 12 ヤブサメ 武豊騎手の技量で上位に来る確率は高いですが、今の馬場は追い込みに不利です。期待値オッズ4.0に対し3.1倍。過剰人気気味で慎重な判断が必要です。
B 65 13 セッション 能力は高いですが58キロの重斤量と外枠が不利に働きます。期待値オッズ60.0に対し65.5倍。若手の積極策が功を奏せばというところ。
C 52 14 プルパレイ 59キロという極めて重い斤量が最大の壁となります。岩田康誠騎手の技術でも、期待値オッズ50.0に対し41.6倍では食指が動きません。
S 91 15 ムイ 騎手データが非常に優秀で、55キロの斤量も有利です。外枠ですが今の馬場ならこなせます。期待値オッズ18.5に対し23.8倍。非常に期待値が高いです。
A 84 16 モズナナスター 前走の勝ち時計が優秀で、勢いがあります。斤量も恵まれました。期待値オッズ22.0に対し30.1倍。波乱の使者として十分な期待値があります。

【消し要素の多い馬】

馬番 馬名 理由
8 エナジーグラン 55週という長期休養明けに加え、高知競馬(地方)からの転入初戦。芝のスピードへの対応は極めて困難だと思われます。
3 イフェイオン 27週の休み明け。55キロの斤量は魅力ですが、実力馬が揃ったここでは実戦の感覚不足が響く可能性が高いと考えられます。
14 プルパレイ 参加馬の中で最も重い59キロを背負います。近走の不振からも、この重い荷物で上位に食い込むのは厳しいと言わざるを得ません。
2 マイネルレノン 7歳という年齢的な衰えが否定できません。近走の着順も二桁が続いており、好転する要素が乏しい状況です。
10 メイショウカゼマチ 近走はダートで活躍しており、芝のスプリント戦に必要な瞬発力が不足していると推測されます。

【不安要素の少ない馬】

馬番 馬名 理由
5 デュガ 前走のタンザナイトSを快勝しており、京都と同じ右回りの適性も証明済み。坂井騎手の継続騎乗も大きな安心材料です。
12 ヤブサメ 武豊騎手が過去に何度も勝利へ導いており、京都コースの特性を知り尽くしています。大崩れする可能性は非常に低いです。
15 ムイ 斤量55キロという軽量に加え、騎手成績が非常に安定している岩田望来騎手が騎乗。4歳馬としての勢いも感じられます。
11 ソウテン 前走2着と現級での能力は証明済み。2週という理想的な間隔での出走であり、体調維持も万全と思われます。
9 フィオライア 今の京都の馬場傾向である「逃げ・先行有利」に最も合致する脚質を持っており、自分のペースで走れる強みがあります。

【期待値が高い馬】

馬番 馬名 理由
5 デュガ 実力に対して現在の5.8倍(2番人気)は非常に魅力的です。前走の勝ち方からすれば、もっと人気してもおかしくない存在です。
15 ムイ 好条件が重なっているにもかかわらず、11番人気と低く評価されています。岩田望来騎手の複勝率の高さを考えれば驚きの高配当候補です。
9 フィオライア 馬場傾向からして逃げ残る可能性が高い一方で、9番人気という低評価。松山騎手の技術を加味すれば期待値は最大級です。
16 モズナナスター 前走の勝利がフロック(偶然)と思われているのか12番人気。しかしタイムは優秀で、再度の激走の可能性を秘めています。
11 ソウテン 堅実に走るタイプですが、8番人気と落ち着いています。複勝圏内に残る確率は非常に高く、馬券の軸に適しています。

【本命・対抗・特注・推奨1・推奨2】

馬番 馬名 選定理由
本命 5 デュガ 前走の勝利内容、坂井騎手の心理的な自信、そして「期待値オッズ4.5」を上回る現状のオッズから、最も信頼できる軸馬と判断しました。
対抗 12 ヤブサメ コースを知り尽くした武豊騎手の存在と、高い決め脚を評価。差しが届きにくい馬場ではありますが、地力の高さで2着以内に入る可能性は高いです。
特注 15 ムイ 11番人気という低評価ですが、データ上最高の数値を持つ岩田望来騎手と軽量55キロという組み合わせは、京都の冬の芝でこそ輝くと考えられます。
推奨1 9 フィオライア 馬場傾向を味方につけ、松山騎手のリードで逃げ粘る展開が容易に想像できます。期待値の高さから推奨馬に含めました。
推奨2 11 ソウテン 前走2着の結果をフロックと見なされ人気を落としていますが、団野騎手との相性の良さは本物です。安定感を重視して選定しました。

【買い目】

期待値と回収率を重視した、絞り込んだ構成です。

  1. 馬連(軸1頭・2点):5 - 12, 15
  2. 馬連(軸1頭・4点):5 - 9, 11, 12, 15
  3. 3連複(軸1頭・3点):5 - 12, 15, 9
  4. 3連複(軸1頭・5点):5 - 9, 11, 12, 15, 16
  5. 3連単(軸1頭・3点):5 → 12, 15 → 12, 15, 9