| 馬番 | 馬名 | 得点 | 評価 | 理由 |
|---|---|---|---|---|
| 12 | ソラネルマン | 98 | S | ルメール騎手とのコンビは勝率・複勝率ともに他を圧倒しています。前走は同じ舞台で快勝しており、10週のゆとりある間隔も理想的です。現状で最も勝機が近い一頭と考えられます。 |
| 13 | ポルフュロゲネトス | 94 | S | 前走の葉牡丹賞では2着と好走し、コース適性の高さを示しました。横山武史騎手もこの世代の重賞で信頼が置ける数値を出しており、前走からの上積みも期待できるため、最高評価としました。 |
| 4 | グリーンエナジー | 90 | A | 戸崎騎手が継続して騎乗しており、前走の勝ちっぷりも優秀でした。スワーヴリチャード産駒は現在の3歳戦で勢いがあり、9週の間隔を空けてリフレッシュされた状態での出走は非常に魅力的です。 |
| 6 | アッカン | 88 | A | 少頭数ながら百日草特別を勝ち切った勝負根性は本物です。池添騎手はここぞという時の集中力が高く、中山の急坂も苦にしないパワーを秘めています。10週の間隔でしっかりと乗り込まれています。 |
| 11 | マテンロウゲイル | 85 | A | デビューから3戦すべてで2着以内と底を見せていない安定感が強みです。横山和生騎手とのコンビも2戦目で慣れが見込めますし、距離への不安もありません。成長力も感じさせ、上位争いは必至です。 |
| 15 | アクセス | 82 | A | キャリア1戦ながら、京都の2000メートルで鮮やかな勝ち上がりを見せました。上村厩舎と北村友一騎手の連携は数値以上に勢いがあり、中山への輸送をクリアできれば、一気に重賞制覇の可能性もあります。 |
| 10 | ジーネキング | 78 | B | ホープフルステークスでは大敗しましたが、札幌2歳ステークス2着の実績は軽視できません。斎藤新騎手が継続して手綱を握る点もプラスで、相手関係が少し楽になる今回は巻き返しの余地があります。 |
| 7 | アメテュストス | 75 | B | 前走は競走中止という不運に見舞われましたが、芙蓉ステークスで見せた2着の走りは優秀でした。津村騎手との新コンビで心機一転を狙っており、能力を出し切れば上位に食い込む力を持っています。 |
| 1 | ブラックハヤテ | 72 | B | 丹内騎手は地方での成績も良く、馬との相性も期待できます。前走は4着と惜しい内容でしたが、中山コースの経験が豊富な点は強みです。内枠を活かしてロスなく立ち回れば、食い込みのチャンスがあります。 |
| 5 | ショウグンマサムネ | 70 | B | 新馬戦を勝ち上がったばかりですが、荻野極騎手が遠征してまで騎乗する点は注目に値します。8週の間隔を空けての調整は順調に見えます。未知の魅力があり、ここでどこまで通用するか楽しみな一頭です。 |
| 8 | パラディオン | 68 | B | 京都での新馬戦を1番人気で勝ち上がった期待の馬です。今回は中山への初輸送と右回りの急坂が課題となりますが、西塚騎手の思い切った騎乗がハマれば、面白い存在になるかもしれません。 |
| 14 | エリプティクカーブ | 65 | B | 前走はアッカンに敗れましたが、4着と大きく崩れてはいません。菅原明良騎手への乗り替わりが良い刺激になれば、着順を上げる可能性はあります。10週の間隔で馬体も成長しているはずです。 |
| 3 | ステラスペース | 55 | C | 1月5日の勝利から中1週という強行軍は、成長期の3歳馬にとっては非常に厳しい条件です。連勝の勢いは認めますが、今回は精神面と肉体面の消耗が懸念されるため、評価を下げざるを得ません。 |
| 2 | ポッドクロス | 50 | C | 騎手の過去成績が他の有力馬と比べると心もとなく、中2週での出走も楽ではありません。前走で未勝利を勝ち上がりましたが、今回は相手が格段に強くなる重賞であり、厳しい戦いが予想されます。 |
| 9 | タイダルロック | 48 | C | 15週という非常に長い休み明けでの重賞挑戦となります。前走の芙蓉ステークスでも6着と壁に当たっており、三浦騎手への乗り替わりでどこまで変われるかですが、現時点では強気にはなれません。 |
水平思考で考えて、中山の芝2000メートルという過酷な舞台に挑む3歳馬たちの「心・技・体」を丁寧に紐解きました。このレースは、冬のタフな中山コースを二度越える必要があり、単なるスピードだけでなく、スタミナと騎手の導きが勝敗の鍵を握ります。
まず「技」の面、すなわち騎手データから分析を開始しました。今回、最も注目すべきはルメール騎手の驚異的な安定感です。複勝率61パーセント超えという数値は、彼が騎乗する12番ソラネルマンが、少なくとも3着以内に入る確率が極めて高いことを示唆しています。また、横山武史騎手も偏差値が110を超えており、中山の2000メートル戦における勝負どころを知り尽くしています。彼が選んだ13番ポルフュロゲネトスは、前走の葉牡丹賞で中山の適性を証明済みであり、非常に高い勝負気配を感じます。
次に「体」の面、つまり馬の成長とローテーションを切り分けました。3歳馬は日々刻々と変化する生き物です。ここで重視したのは「前走からの間隔」です。3番ステラスペースのように中1週で挑む馬は、心身の回復が間に合っていないリスクがあります。対照的に、4番、6番、11番、12番といった有力馬たちは、8週間から10週間という十分な休息と調整期間を得ています。これは厩舎側が「ここを目標に完璧に仕上げてきた」という意図の表れでもあります。また、4番グリーンエナジーや10番ジーネキングに見られる10キロ以上の馬体重増は、冬を越しての確かな成長と捉え、プラスに査定しました。
そして「心」の面、すなわち過去のレース実績と精神力です。6番アッカンは、東京の百日草特別という出世レースを勝ち上がっており、重賞の舞台でも物怖じしない精神的な強さが期待できます。また、15番アクセスは、キャリア1戦ながら遠征を辞さない強気の姿勢を見せており、その未知の素質を高く評価しました。対照的に、9番のように15週という長期の休み明けや、2番のように下位の騎手成績となっている馬については、この厳しい舞台での勝負気配は一歩譲ると判断しました。
これらの要素をパズルのように組み合わせた結果、12番と13番を最上位のS評価とし、それに続く4頭をA評価として配置しました。それぞれの馬には固有の理由があり、初心者の方にもその「つながり」が見えるように配慮して、全15頭の点数を算出しました。