馬場状態
京都芝1400mの外回りで、公式発表は良馬場です。
クッション値は標準的な範囲で、芝の状態も概ね良好とされています。一方、前日にまとまった降雨があったため、芝や地面に水分が残っている可能性はあります。
当日朝の含水率はゴール前の方が4コーナーより高い数値ですが、この差だけで内外の有利不利や脚質傾向を判断することはできません。
また、Bコースへの変更によって内柵沿いの傷みが概ねカバーされているとされますが、実際にどの走行ラインが伸びるかは未確認です。
したがって、今回は良馬場を基本に考え、特定の脚質や走行位置が有利になるという前提は置きません。
ペース予測
中心想定:ミドルペース
逃げ・先行候補が複数いるため、序盤は一定の位置取り争いが発生すると考えられます。
ただし、今回の重要な点は、先行候補が多いからといって全馬が強く前へ出るとは限らないことです。
レニュアージュとセイウンマイラヴは内側から前方を狙える立場です。一方、イモージェンやフェリチタは、無理に先頭を奪わず好位で折り合う選択肢があります。
バタフライやツキミも前方を狙う可能性がありますが、各馬が過去のレースの流れに沿って位置を確保できれば、先行争いが極端に激しくならない可能性があります。
そのため、中心となる予測はミドルペースです。
ただし、レニュアージュとセイウンマイラヴが先手を譲らず、さらにイモージェンやフェリチタまで位置を取りに行く場合は、前半の負荷が強くなる可能性があります。その場合はハイペースに近づくことも考えられます。
反対に、内側の先行候補が早い段階で隊列を落ち着かせ、好位勢も無理をしなければ、スローペースに近い流れになる可能性も残ります。
今回の中心的なポイントは、イモージェンとフェリチタの位置関係です。
イモージェンは先行集団から好位を狙う形が想定され、フェリチタはその動きを見ながら好位から中団前方に収まる可能性があります。
両馬が競り合うのではなく、互いに前後の位置で折り合えば、序盤の消耗を抑えたまま3コーナーへ向かえると考えられます。
一方、レニュアージュとセイウンマイラヴは内側から前方を確保しやすい点が利点です。特にレニュアージュは、先手を取るか、セイウンマイラヴを前に置くかによって競馬の内容が変わる可能性があります。
中団勢ではブライトスクリプトが比較的前の位置を狙えると考えられます。先行勢の直後を確保できれば、直線で前との差を詰める際に大きな進路変更を必要としない可能性があります。
ビスケットサンドとシャンデヴァーグは、前方の馬を見ながら進める形が想定されます。ただし、先行勢が無理なく運んだ場合、直線だけで前を捕らえるには相応の末脚が必要になります。
ニクスルーナは後方寄りの位置取りが想定されるため、先行勢が消耗する展開にならなければ、差し切るまでには厳しい条件がそろう可能性があります。
京都外回りは、3~4コーナーの下りから直線へ向かうため、4コーナーの位置だけでなく、コーナーから直線にかけてスムーズに加速できるかも重要です。
今回の想定では、先行勢が極端に消耗せずに隊列を形成し、好位で折り合った馬が直線でも余力を残す展開を中心に考えます。