第119回京都記念GⅡ 徹底分析レポート《デブ猫競馬》


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本レースは京都芝2200mという特殊な外回りコースで行われ、1コーナーを6番手以内で通過することが勝利への絶対条件となります。1番人気が差し脚質の強力な実力馬であることから、先行勢は「いかに人気馬に捕まらないか」という心理的バイアスが働き、前残りの展開が強く示唆されています。コースの傷みとクッション値のバランスを考慮し、ポジションの利を最大限に活かせる馬を中心に組み立てます。

【展開予想】

京都芝2200m外回りは、スタートから1コーナーまでの距離が約400mと十分にあるものの、12頭立てという比較的小さな頭数では激しいハナ争いは起こりにくい傾向にあります。今回のメンバーでは、バビットが明確な逃げの意思を持っており、これにリビアングラスが2番手で続く形が濃厚です。1番人気であるエリキングは川田将雅騎手が騎乗しており、能力の高さを自負して後方で構える心理が働くと考えられます。

馬場状態は「クッション値10.9」と硬めに保たれており、基本的にはスピードの出やすいコンディションですが、内側の傷みが報告されているため、各馬は「内をロスなく回りつつ、直線では傷みを避けて外へ出す」という器用な立ち回りを求められます。しかし、1番人気が差し馬である場合、出走騎手たちの間には「早めに動いて捕まりたくない」という心理と同時に「スローに落として前で粘り込みたい」というバイアスが働き、結果として「前方の馬たちが自分のリズムで脚を溜めやすい」展開になります。

特に「淀の坂」と呼ばれる3コーナー付近での加速が重要となりますが、1コーナーを半分より前(6番手以内)で通過した馬たちが、下り坂を利用してセーフティリードを保つ展開を予想します。後方から追い上げる馬たちは、傷んだ内側を避けるために外を回る距離ロスを強いられる可能性が高く、物理的な距離の壁が立ちはだかると考えられます。結論として、逃げ・先行馬による「行ったきり」の決着を最優先のシナリオとして想定します。

【有利な脚質】

逃げ / 先行

理由:1番人気が差し脚質であるため、騎手心理として前方のポジションがノーマークになりやすく、さらに京都特有の下り坂を利用した先行押し切りが最も効率的であるためです。

【展開予想を軸に能力評価】

評価 得点 馬番 馬名 理由
S 98 6 エリキング 能力値は全馬の中で抜きん出ており、京都コースでの適性も非常に高いと思われます。1番人気という立場でマークされますが、3着以内を外す可能性は極めて低いと考えられます。期待値オッズ:2.2倍。
S 92 1 ヘデントール トップレベルの技術を持つ騎手が継続騎乗しており、地力は確かです。59キロという斤量は楽ではありませんが、底力で上位に食い込んでくる可能性が高いです。期待値オッズ:4.5倍。
A 88 8 シェイクユアハート 重賞制覇の勢いがあり、非常に充実した状態にあるようです。先行しての粘り込みを得意としており、この展開では有力な一角となります。期待値オッズ:12.0倍。
A 85 10 リビアングラス 先行センスが抜群で、今回の「1コーナー6番手以内」という条件を最も高い確率でクリアできる馬です。重賞実績の不足は懸念ですが、展開利は最大級です。期待値オッズ:25.0倍。
A 82 4 エコロディノス 現在連勝中と勢いがあり、初の重賞でも通用するだけの気配を感じさせます。好位から抜け出す競馬ができれば面白い存在です。期待値オッズ:10.5倍。
A 80 11 マイネルクリソーラ ベテラン騎手への乗り替わりで新味が出る可能性があります。京都の舞台設定も合っており、立ち回りひとつで浮上する余地があります。期待値オッズ:35.0倍。
B 78 3 サフィラ 55キロの軽量は魅力ですが、近走の成績が今ひとつです。展開の助けがあれば食い込むチャンスもあります。期待値オッズ:28.0倍。
B 75 12 ジューンテイク 末脚の確実性はありますが、今回は前方有利な展開が予想されるため、差し切るまでは難しいかもしれません。期待値オッズ:22.0倍。
B 70 2 ヨーホーレイク 実績馬ですが、近走の不安定さが気になります。復活の兆しが見えるかどうかが焦点となりそうです。期待値オッズ:15.0倍。
B 65 9 ドクタードリトル 間隔を詰めての参戦となり、状態の維持が課題です。強力な相手関係の中でどこまで粘れるか。期待値オッズ:65.0倍。
C 60 5 バビット 逃げの形は作れるはずですが、近走の二桁着順の内容を見ると、最後まで粘り切るのは難しいと思われます。期待値オッズ:80.0倍。
C 55 7 メイショウブレゲ スタミナはあるものの、スピード勝負に対応するキレに欠ける印象です。このメンバーでは苦戦が予想されます。期待値オッズ:150.0倍。

【消し要素の多い馬】

馬番馬名理由
7メイショウブレゲスピード勝負での実績に乏しく、能力値も他馬に劣るため。
5バビット逃げても最後の一踏ん張りが利かなくなっており、年齢的な衰えも否定できないため。
2ヨーホーレイク古馬重賞戦線での近走不振が続いており、かつての勢いが事実として見られないため。
9ドクタードリトル中3週という厳しいローテーションで、上積みを見込むのが難しいため。
12ジューンテイク脚質的に後方からの競馬になりやすく、今回の前残り展開とは相反するため。

【不安要素の少ない馬】

馬番馬名理由
6エリキング休み明けでも能力値、騎手実績ともに最高水準であり、崩れる要素が極めて少ないため。
8シェイクユアハート重賞勝ち直後で心身ともに充実しており、中間の気配も安定していると思われるため。
10リビアングラス「1コーナー半分より前」という絶対条件を、高い先行力によって確実に遂行できるため。
4エコロディノス連勝の勢いがあり、特定の騎手との相性の良さが数字として表れているため。
1ヘデントールトップ騎手が継続騎乗しており、長距離戦線で培った底力があるため。

【期待値が高い馬】

馬番馬名理由
10リビアングラス単勝オッズに対して展開利が大きく、先行押し切りのシナリオにおいて最も回収率に貢献する可能性があるため。
8シェイクユアハート重賞馬でありながら、上位人気2頭に隠れてオッズが甘くなるようであれば狙い目となるため。
4エコロディノス勢いのある昇り馬として、実績馬を飲み込むポテンシャルに対してオッズが見合っていると思われるため。
11マイネルクリソーラ名手への乗り替わりと舞台適性を考慮すると、伏兵としての期待値が非常に高いため。
6エリキング的中率の観点から外せない存在であり、確実な軸としての信頼度が高いため。

【総合結論】

役割 馬番 馬名 選定理由の全文
本命 6 エリキング 能力値と騎手データの偏差値が圧倒的に高く、休み明けでもこのメンバー相手なら3着以内に入る可能性が最も高いと判断します。1番人気が差し馬というバイアスにより、道中の位置取りも極端に悪くなることはないと予想されます。
対抗 8 シェイクユアハート 前走の重賞勝ちの内容が良く、現在最も勢いのある1頭です。先行・好位からの競馬ができるため、京都の坂を利用した加速にも対応可能であり、本命馬に対抗できる唯一の実績と勢いを備えています。
特注 10 リビアングラス 今回の絶対条件である「1コーナー6番手以内」を最も高い精度でクリアできる馬です。差し馬が牽制し合う展開において、この馬の先行力は最大の武器となり、4番人気以下という評価であれば期待値は最大となります。
推奨1 4 エコロディノス 目下連勝中の勢いは無視できません。初の重賞挑戦という壁はありますが、好位を確保しての勝負勘に優れた騎手が継続騎乗する点は非常に心強く、波乱の主役になる気配を感じさせます。
推奨2 11 マイネルクリソーラ 京都コースへの適性と非根幹距離での実績を評価します。ベテランへの乗り替わりにより、インをロスなく立ち回る「京都の攻め方」を体現できる可能性が高く、紐穴として非常に優秀な期待値を持ちます。

【買い目】