第75回日刊スポーツ賞中山金杯GⅢ《デブ猫競馬》


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1. 説明文

第75回中山金杯は、新しい年の始まりを告げる伝統的なレースです。今回の分析では、新しく切り替わったBコースによる内側の芝の有利さと、成長著しい明け4歳馬の勢い、そして背負う重り(ハンデ)のバランスを最も重視しました。コースには二度の急坂があり、スタミナと器用さの両方が求められます。馬場が晴天により乾燥し、内側を通る馬が止まりにくい状況が予想されるため、枠順と先行力が勝敗を分ける大きな要因となります。各騎手が抱く「内側を確保したい」という心理が、レースの流れにどう影響するかを論理的に導き出しました。

【展開予想】

中山芝2000メートルは、スタートしてすぐに1回目の急坂を迎えます。このため、最初の位置取りが非常に重要になります。騎手の心理面を見ると、1番枠を引いたケイアイセナの吉田騎手は、この絶好枠を活かして逃げると考えられます。これに5番のピースワンデュックや9番のマイネルオーシャンが続こうとしますが、Bコース初日の綺麗な内側の路面を走りたいという心理が働き、1コーナーまでは内側に馬が密集するタイトな隊列になると推察されます。

向正面に入るとペースは落ち着き、平均的な流れで進みます。ここでは、外枠に入った馬たちの判断が鍵となります。特に13番のシリウスコルトは、メンバー中で最も重い58.5キロのハンデを背負っているため、道中で無駄な体力を使わないよう慎重に折り合いをつけるでしょう。

3コーナーから4コーナーにかけて、馬場が乾燥して良好な良馬場になることで、前を走る馬たちの脚が鈍りにくくなります。中山競馬場は最後の直線が310メートルと短いため、後ろから追いかける馬たちは、早めに外側から捲り気味に進出するか、内側の狭い隙間を突くかの難しい決断を迫られます。

最後の直線では、二度目の急坂が待ち構えています。逃げるケイアイセナを、内側で脚を溜めていた3番カネラフィーナや2番アンゴラブラックが、軽いハンデを活かして鋭く追い詰める展開が最も可能性が高いと判断いたしました。

【有利な脚質】

逃げ/先行

理由:Bコース使用開始により内側の路盤が良好であること、乾燥した良馬場で時計が速くなること、さらに中山の直線が短いため後方からの追い上げが物理的に困難であることを踏まえると、前走までで高い先行力を示している馬が圧倒的に有利になります。

【展開予想を軸に能力評価】

評価 馬番 馬名 理由
S 3 カネラフィーナ 現在4連勝中と最も勢いがあり、今回最重要視すべき明け4歳馬の筆頭です。54キロというハンデは、これまでの実績を考えると非常に恵まれています。石川騎手が継続して騎乗し、馬への信頼が厚いことも強みです。内枠からスムーズに先行し、重賞初制覇の可能性が極めて高いと推論いたしました。
S 2 アンゴラブラック 戸崎騎手とのコンビは安定感があり、騎手の点数もトップです。中山コースでの勝利実績があり、適性の高さは証明済みです。内枠から経済コースを立ち回る技術に長けており、55キロの斤量なら直線で鋭い伸びを見せると考えられます。
A 1 ケイアイセナ 札幌記念4着という実績は、メンバーの中でも上位の能力を示しています。1番枠を引いたことで、吉田騎手が「迷わず逃げる」という明確な戦略を立てられる点が有利です。Bコースの絶好な内ラチ沿いを走れる利点は大きく、粘り込みが十分に期待できます。
A 8 グランディア 横山武史騎手への乗り替えは、勝利への意欲の表れと考えられます。小回りの中山コースを得意としており、前走2着の勢いも維持しています。中間の馬体重も安定しており、上位進出の可能性が高いと評価しました。
B 11 カラマティアノス 決め脚の数値が95.2と突出しており、中山芝2000メートルの適性も皐月賞で示しています。ダートからの芝戻りとなりますが、展開が速くなった際の差し切りに期待できる穴馬です。
B 5 ピースワンデュック 先行力が高く、ベテランの柴田騎手が内枠を活かした渋い立ち回りを見せるでしょう。中2週の強行軍ですが、内側でじっと我慢できれば、入着圏内の力は十分に持っています。
B 13 シリウスコルト 基本能力値は91と高いですが、58.5キロのトップハンデと外枠という条件が重なり、今回は非常に厳しい戦いになると予想されます。
B 14 リカンカブール 中山の重賞実績があり距離も問題ありませんが、大外枠という点が大きなマイナスです。菅原騎手がどのように距離ロスを抑えるかが課題となります。
B 9 マイネルオーシャン 昇級初戦で一気に相手が強くなる点が懸念されます。矢野騎手がどのようなペース配分を行うか注目ですが、強力な先行馬の中で自分の形を作れるかが鍵となります。
B 12 マイネルモーント 丹内騎手とのコンビで安定感があり、中山も経験豊富です。しかし、突き抜けるための爆発力には欠けるため、掲示板争いまでが妥当な評価と考えられます。
B 6 ニシノエージェント 30週という長期の休み明けであり、まずは無事に走ることが優先される状況です。京成杯勝ちの実績はありますが、まずは様子見が先決でしょう。
B 7 ウエストナウ 能力自体は秘めていますが、中山の急坂への対応力に疑問が残り、乗り替えが即結果に結びつくかは不透明です。
C 10 リフレーミング 8歳という年齢と、前走のレース中止による精神的な影響が懸念されます。今回は静観が妥当な判断といえるでしょう。
C 4 ブランデーロック 51キロの最軽量は魅力ですが、近走の成績が二桁順位続きで、強力な相手を逆転するのは困難であると思われます。

【消し要素の多い馬】(上位8頭)

馬番 馬名 理由
4ブランデーロック近走の着順が非常に悪く、能力値もメンバー最低水準です。
10リフレーミング高齢であることと、前走の中止明けという不安要素が重なっています。
7ウエストナウ前走の負け方が良くなく、中山の急坂に対応できる根拠に乏しいです。
6ニシノエージェント30週という非常に長い休み明けで、実戦感の欠如が懸念されます。
14リカンカブール大外枠という中山2000メートルで最も不利な条件を引いてしまいました。
12マイネルモーント安定はしていますが、突き抜けるための武器(決め脚)が不足しています。
13シリウスコルト58.5キロという重いハンデと外枠の組み合わせは、統計的にも不利です。
9マイネルオーシャンクラスが上がり、先行争いが激しくなることでスタミナ切れの恐れがあります。

【不安要素の少ない馬】(上位5頭)

馬番 馬名 理由
2アンゴラブラック安定感抜群の戸崎騎手と内枠の組み合わせに死角がありません。
3カネラフィーナ4連勝の勢いがあり、斤量の恩恵を最も受ける立場です。
8グランディア中内田厩舎と横山武史騎手のコンビで勝負気配が非常に高いです。
1ケイアイセナ1番枠を確保し、自分のリズムで逃げられる好条件が整いました。
5ピースワンデュック馬体重が維持されており、内枠を活かせる先行力を持っています。

【期待値が高い馬】(上位5頭)

馬番 馬名 理由
3カネラフィーナ明け4歳馬の成長力とハンデの有利さが、結果に直結しやすい状況です。
2アンゴラブラック高い基本能力と内枠の利を活かした効率的な競馬で、勝利に近いです。
11カラマティアノス決め脚最速。芝に戻り、中山の速い上がりに対応できれば波乱の主役になります。
8グランディア小回り適性が高く、騎手の技術で距離ロスを最小限に抑えられそうです。
5ピースワンデュック人気が分散する中で、安定した先行力を持つこの馬の粘り込みは魅力的です。

【本命・対抗・特注・推奨1・推奨2】

区分 馬番 馬名 選定理由(思考の過程)
本命 3 カネラフィーナ 情報0で示された「明け4歳馬の勢い」と「54キロの軽量」という条件を完璧に満たしています。4連勝という勢いに加え、中山の内枠(3番)を確保できたことは、Bコース使用開始の馬場傾向に最も合致しています。石川騎手が「手の内に入れている」と確信を持っていることも、勝負どころでの迷いのなさに繋がると考え、本命といたしました。
対抗 2 アンゴラブラック 騎手点数300の戸崎騎手が騎乗し、情報3で示された「内ラチ沿いの経済コース」を最も器用に立ち回れる能力を持っています。中山コースでの勝利実績もあり、55キロの斤量も非常に魅力的です。安定して上位に食い込む可能性が極めて高く、本命を脅かす存在です。
特注 11 カラマティアノス 決め脚数値95.2は全頭の中で1位であり、展開が速くなった際に最も恐ろしい存在です。芝の中山2000メートル実績があるにもかかわらず、近走のダート成績で人気が落ちるようであれば、配当面での期待値が跳ね上がります。津村騎手が外からスムーズに加速させる戦略も論理的です。
推奨1 1 ケイアイセナ 情報3の通り、Bコースの良好な内柵沿いを単騎で逃げられるメリットは計り知れません。札幌記念4着という実績は自力の証明であり、自分のペースを守れば、そのまま粘り切ってしまう展開が十分にあり得ます。
推奨2 8 グランディア 横山武史騎手へのスイッチに陣営の強い意志を感じます。情報2の基本能力値82.8と高い先行力をバランスよく備えており、中団の内目から確実に脚を伸ばす姿が想像できます。大崩れが少なく、馬券圏内に入る可能性が高い一頭です。

【買い目】