函館競馬場 芝1200m 右・Aコース

STV杯《デブ猫競馬》


トップ】 【パカパカ競馬予想】 【日程表】 【WIN5予想】 【動画で見る短編小説
2026年6月20日(土) 函館11R 3歳上2勝クラス 発走 15:20 良馬場
1
レース全体像

今回の舞台は函館芝1200m・洋芝・小回り・短直線という特殊な条件。差し脚より位置取りと先行力が結果に直結しやすく、4角時点のポジションが最重要。馬場は内有利・先行有利のバイアスが確認されており、柔らかい洋芝主体のパワー型馬場となっている。1番人気はラパンチュール(単勝3.7倍)で、脚質は差し・追い込み型(先行力33.3、決め脚96.4)。この差し馬が1番人気に推されている以上、逃げ・先行型の馬に恩恵が出やすい展開になりやすいとみる。消し馬(キープサインオン・ニシノラヴァンダ・ピコアーガイル・ビーコング・ブルーサンセット)は近走内容や芝実績不足の観点から除外。有力残し7頭を中心に以下の通り分析する。

2
【展開予想】
馬場バイアス
内有利・先行有利
予想ペース
ミドル〜ハイ気味
最有力展開
逃げ展開・前残り
騎手心理バイアス
差し系人気馬を逆手に

函館芝1200mはスタートから1コーナーまでの距離が短く、序盤の位置取り争いが直線の結果を大きく左右する。今回のAコース開幕直後という条件から、内ラチ沿いの芝状態は良好で、先行・好位から内目を追走した馬が有利になりやすいとみられる。当日の馬場データからも、好位〜中団の内目を追走して直線で加速できる馬が最も恵まれる展開になりやすい。

今回の隊列を整理すると、ニシノラヴァンダ(先行力96.4)が最も積極的に前に行く可能性が高い。次いでアンジュプロミス(先行力85.9)、マジカルフェアリー(先行力72.3)、ブルーサンセット(先行力69.1)が先行集団を形成すると想定される。レザンノワール(先行力61.2)、フードマン(先行力58.1)が番手〜好位につけ、バンブルビー・スムースベルベットが中団前寄りに位置取る形になりやすい。

騎手心理の観点から最も重要なのは、1番人気ラパンチュール(差し追い込み型・先行力33.3)の存在だ。武豊騎手は外8枠から無理に前に出ず、後方〜中団で脚を溜める形を選ぶとみられる。こうした有力人気馬の動きとは逆に、先行有力馬を騎乗する騎手は「逃げ展開を作り、前にいる優位性を最大限活かしたい」という心理が働きやすい。結果としてペースはミドル以上になりやすく、先行勢がそのまま粘り込む可能性が高まるとみる。

2番人気アンジュプロミス(古川奈穂騎手・5枠10番)は先行力も高く(85.9)、自ら好位を取りに行く姿勢が予想される。3番人気モンサンゴールデン(柴田裕一郎騎手・6枠12番)は決め脚型(82.4)で後方から伸びる形を選ぶとみられる。この点が重要で、アンジュプロミス(先行型人気馬)を逆手に取るなら「差し展開」も想定されうるが、ラパンチュールという最大人気が差し馬であることの方が展開への影響力が大きいと判断する。

総合すると、ラパンチュール・モンサンゴールデンという差し型人気馬を逆手に取った逃げ・先行型有利の展開が最も起きやすい。内目の先行馬が粘り込み、差し馬が直線で迫る展開になるとみられるが、函館の短い直線ではその差が埋まらないケースが多い。先行馬が内目でロスなく運べれば、そのまま粘り切る可能性は十分あると考える。

3
【有利な脚質】
逃げ 先行 好位差し 差し(展開次第)

Aコース開幕直後の内有利バイアス、短直線(函館は約260m)、洋芝のパワー型馬場という条件が重なり、逃げ・先行が最も有利な状況。1番人気が差し型であることも、先行馬への恩恵を後押しする。好位差しまでは届く可能性があるが、後方一気の追い込みには直線が短すぎる可能性が高い。

4
【展開予想を軸に能力評価】
評価 得点 馬番 馬名 理由・期待値オッズ
E
20
1 キープサインオン 約7か月ぶりの実戦で、2勝クラス昇級後に連続凡走。前走1400m戦での着順も厳しく、函館洋芝実績を確認できない。先行力はあるが展開予想外の動きが予想され、軸にならない。期待値オッズ 50倍超
B
68
2 バンブルビー 近3走は着内で崩れ方が少なく安定感がある。先行力(58.9)と決め脚(44.2)のバランスは標準的。函館実績は直接確認しにくいが、短い間隔での出走で動きやすい。展開が先行有利に向けば好位に付けられる可能性がある。騎手の全体成績は控えめで上位人気との差は出やすい。期待値オッズ 18〜22倍
D
35
3 ピコアーガイル 約3か月ぶりの実戦で近走着順も下降気味。前走1200m戦では3番人気ながら大きく敗れ、一貫性のない成績が続いている。先行力(67.8)はあるものの決め脚(26.1)が著しく低く、直線での伸びが期待しにくい。函館2勝クラスでの好走実績は約1年前で現状維持力に疑問。期待値オッズ 30倍超
A
82
4 マジカルフェアリー 先行力(72.3)が高く、内側の枠から早めに好位を確保できる。牝馬の夏場条件適性と軽斤量(56kg)が後押し。前走は大きく崩れたが、2走前・3走前には2勝クラスで通用する形を見せている。佐々木大輔騎手の当地・同条件での複勝率は高い水準。展開が先行有利に向けば有力候補。前走崩れの割引はあるが、単勝13.8倍は期待値的に面白い水準。期待値オッズ 10〜14倍
D
38
5 スイミーユニバンス 条件付き残しに分類されるが、近走の着順が重く前走1200m戦でも掲示板外。決め脚型(65.6)だが先行有利の展開では活かしにくい。函館の短直線では差し届かない可能性が高い。騎手(小林美駒)の全体成績も控えめ。期待値オッズ 50倍超
A
80
6 レザンノワール 前走1200m戦で好走(3着〜4着圏)しており、直近の安定感が高い。先行力(61.2)で好位につけ、決め脚(44.0)で粘れるタイプ。丹内祐次騎手の当地・同条件での複勝率は高い水準で、騎手と条件の相性は良好。展開が先行有利に向けば3着以内の可能性は高い。単勝12.7倍は期待値ラインに近く魅力ある水準。期待値オッズ 9〜13倍
E
22
7 ニシノラヴァンダ 近3戦が大きく崩れており、前走1200m戦でも着外。先行力は極めて高い(96.4)が、それ以外の数値が全体的に低く(決め脚16.2)、総合評価も伸びない。約4か月ぶりの実戦で状態面も不透明。消し馬判断。期待値オッズ 50倍超
S
90
8 フードマン 前走函館1200mで2着と好走しており、函館洋芝実績を直近に示した点が最大の強み。横山武史騎手は当地・同条件での複勝率が極めて高い水準(全体・同開催ともトップ級)で騎手面の後押しは明確。先行力(58.1)で好位につけ、連闘という不安はあるが函館開催のメリットで軽減できる可能性がある。単勝5.3倍で、実績と騎手を考えると期待値面でも十分に買える水準。期待値オッズ 4〜7倍
D
42
9 スムースベルベット 条件付き残しだが、近走は大きく崩れておらず安定感はある。ただし6歳牝馬で上積みの材料が少なく、決め脚型(42.3)では先行有利展開での恩恵が薄い。長浜鴻緒騎手の全体成績も控えめ水準。差し展開に変化した時の保険的候補止まり。期待値オッズ 60倍超
S
88
10 アンジュプロミス 3歳牝馬で斤量53kgという大きなアドバンテージ。先行力(85.9)が高く好位から積極的な競馬が期待できる。近走の安定した内容と前走のG3実績(強い相手との比較)を踏まえると、条件が楽になる今回は着内が見込みやすい。ただし先行有利展開では展開が向く分、人気(2番人気・7.1倍)に収まっており期待値の妙味はやや薄い。期待値オッズ 6〜9倍
E
18
11 ビーコング 近4走すべてダート戦で、芝1200m適性を示す実績が確認できない。芝替わりの裏付けが乏しく、大きな期待値は見出しにくい。池添謙一騎手の騎乗は魅力だが、適性面の不安が大きい。消し馬判断。期待値オッズ 100倍超
A
78
12 モンサンゴールデン 3歳馬で斤量55kgが有利。前走1勝クラスを勝ち切った勢いがあり、決め脚(82.4)は出走馬中でラパンチュールに次ぐ高さ。ただし格上挑戦(2勝クラス初挑戦)で先行有利展開では後方からの差しが届かないリスクがある。差し展開に変化した場合のキーホースになりうる。単勝6.8倍は条件次第で価値が変わる。期待値オッズ 8〜12倍
E
20
13 ブルーサンセット 近4走で昇級後3戦すべて着外。前走1200m戦でも大きく崩れており、近走成績から巻き返しの材料が乏しい。消し馬判断。期待値オッズ 80倍超
B
70
14 トウカイエルデ 近2走の内容は安定しており、先行力(61.7)と決め脚(45.4)のバランスが標準的。総合能力値(81.5)は出走馬の中で上位に位置する。ただし斎藤新騎手の当地・同条件成績は控えめで、騎手面でのアドバンテージは期待しにくい。先行有利展開で好位につければ粘りが期待できる。単勝17.6倍は穴候補として注目できる水準。期待値オッズ 16〜22倍
D
45
15 モズアンタレス 条件付き残しだが、6歳牝馬で近走の上昇曲線が確認しにくい。決め脚型(60.6)で先行有利展開には合わない脚質。外8枠から後方を追走するとみられ、函館の短直線では前に届かない可能性が高い。期待値オッズ 60倍超
A
84
16 ラパンチュール 武豊騎手の当地・同条件複勝率は最高水準で騎手面の信頼性は最上位。総合能力値(96.4)・決め脚(96.4)は出走馬中断然トップ。ただし先行力33.3と差し・追い込み型であることが展開上の最大のリスク。函館の短い直線での差し届かない可能性を考えると、1番人気・単勝3.7倍の評価は展開面での割引が必要。差し展開になれば圧勝候補だが、先行有利展開では沈む可能性もある。期待値オッズ 5〜8倍
5
【消し要素の多い馬】上位5頭
馬番 馬名 理由
11 消し ビーコング 近4走すべてダート戦。芝1200m適性の裏付けなし。芝替わりでの裏付け不足は最大の消し要素。
13 消し ブルーサンセット 昇級後3戦すべて着外。前走1200m戦でも大きく沈み、近走内容から巻き返し材料が確認できない。
7 消し ニシノラヴァンダ 近3戦が大きく崩れており、直近1200m戦でも着外。4か月ぶりの実戦で立て直しが必要な状態。
1 消し キープサインオン 約7か月ぶりの実戦。前走1400m戦で大きく崩れ、函館洋芝実績を確認できず。上積み材料が乏しい。
3 消し ピコアーガイル 近走着順が下降気味。前走1200m戦で人気を裏切る大敗。決め脚の低さから直線での伸びが期待しにくい。
6
【不安要素の少ない馬】上位5頭
馬番 馬名 理由
8 安定 フードマン 直前の函館1200mで2着と好走。函館洋芝実績・横山武史騎手の高い地元相性・好位からの競馬と、不安要素が少ない。
10 安定 アンジュプロミス 3歳牝馬53kgの斤量恩恵・近走安定した着内・先行力で好位確保可能。条件クリアの安定感は高い。
6 安定 レザンノワール 近走で大きく崩れた走りがなく安定感が高い。丹内騎手との相性も良く、展開が向けば着内が見込める。
16 安定 ラパンチュール 能力値最上位・武豊騎手の信頼性は最高水準。差し展開になれば圧勝候補。展開面が唯一の不安要素。
4 安定 マジカルフェアリー 先行力が高く内枠から好位確保可能。牝馬夏場条件・軽斤量の後押し。前走崩れが唯一の不安点。
7
【期待値が高い馬】上位5頭
馬番 馬名 理由
6 期待値◎ レザンノワール 単勝12.7倍という水準に対し、先行有利展開での好走確率が高い。丹内騎手の地元適性も加味すると期待値ラインを上回る可能性がある。
4 期待値◎ マジカルフェアリー 単勝13.8倍。前走崩れで人気を落としているが、先行力・牝馬夏場・軽斤量が揃い、内容的には見直し余地が大きい。展開が向けば好走確率は人気以上に高い可能性がある。
8 期待値○ フードマン 単勝5.3倍。直前の函館実績と横山武史騎手の強さを考えると、3番人気以内で出走できる水準の馬が5.3倍というのは妙味がある。連闘割引を加味しても十分な水準。
14 期待値△ トウカイエルデ 単勝17.6倍。近走内容は安定しており、先行有利展開で好位に付けられれば3着圏内候補。騎手面の割引は必要だが、穴候補として注目できる水準。
2 期待値△ バンブルビー 単勝13.2倍。近走の安定感と先行力で、展開が向けば掲示板候補。騎手面・函館実績は強調しにくいが、3着候補として抑える価値はある。
8
【本命・対抗・特注・推奨1・推奨2】
◎ 本命
8
フードマン
単勝 5.3倍
○ 対抗
10
アンジュプロミス
単勝 7.1倍
▲ 特注
6
レザンノワール
単勝 12.7倍
△ 推奨1
4
マジカルフェアリー
単勝 13.8倍
△ 推奨2
16
ラパンチュール
単勝 3.7倍
▼ コピペ用データ
馬番 馬名 単勝オッズ 期待値オッズ目安
◎ 本命 8 フードマン 5.3倍 4〜7倍
○ 対抗 10 アンジュプロミス 7.1倍 6〜9倍
▲ 特注 6 レザンノワール 12.7倍 9〜13倍
△ 推奨1 4 マジカルフェアリー 13.8倍 10〜14倍
△ 推奨2 16 ラパンチュール 3.7倍 5〜8倍
◎ 本命 選定理由
8番 フードマン
今回の選定にあたり最も重視したのは「函館芝1200mでの直近好走実績」だ。フードマンは前走の函館1200m戦で2着と好走しており、洋芝・小回り・短直線への適性を直近のレースで証明している。これは出走馬の中でも最上位の説得力を持つ材料といえる。横山武史騎手は当地・同条件での複勝率が全騎手中最高水準に位置しており、騎手と条件の相性という観点でも揺るぎない強みがある。

連闘という点は通常であれば減点材料だが、函館開催という特性(長距離輸送不要・慣れた環境)でその不安はある程度和らぐと考える。展開面では1番人気ラパンチュール(差し型)を逆手に取った先行有利展開が予想され、好位を確保できる先行力(58.1)を持つフードマンにとって展開面でも追い風となりやすい。単勝5.3倍は実績と騎手力に対して期待値的に許容できる水準とみる。
○ 対抗 選定理由
10番 アンジュプロミス
3歳牝馬で斤量53kgという恩恵は今の時期の競馬で最大級のアドバンテージのひとつ。先行力(85.9)が高く、好位から積極的な競馬を選べる騎手(古川奈穂)との相性も問題ない。近走の着内安定と前走G3での好走内容(相手が強かっただけ)を評価すれば、条件が楽になる2勝クラスでは着内可能性が高い。

先行有利展開で好位を確保し、軽斤量を活かして粘り込む形が最も嵌るシナリオとみる。本命フードマンとは先行力のタイプが近く、内外の枠の差(5枠10番)も比較的走りやすい位置。単勝7.1倍は人気に対して期待値ラインの内側に収まっており、対抗評価が妥当。
▲ 特注(4〜9番人気以内・オッズ20倍未満)選定理由
6番 レザンノワール(単勝12.7倍・3番人気)
特注馬の条件(4〜9番人気以内、オッズ20倍未満)を満たす馬の中で最も3着以内に来る可能性が高いと判断した。先行力(61.2)で好位につけ、前走1200m戦で着内に入っている安定感は評価できる。丹内祐次騎手の当地・同条件での複勝率は高い水準にあり、騎手面での強みもある。

フードマンが3着以内に入る展開(逃げ・先行有利)において、同じ先行系のレザンノワールが絡む可能性は十分ある。単勝12.7倍という水準は、実際の3着以内確率と照らし合わせると期待値上の妙味がある水準とみる。本命・対抗と脚質傾向が近く、同一展開で絡む可能性が高い点が特注選定の根拠。
△ 推奨1 選定理由
4番 マジカルフェアリー
差し脚と総合力を優先した推奨1の枠だが、今回の展開予想(先行有利)と先行力の高さ(72.3)を考慮しマジカルフェアリーを選定。牝馬夏場条件と56kgの軽斤量が後押しし、内側の枠(2枠4番)から早めに好位を確保できる条件が揃っている。前走崩れで人気を落としており、単勝13.8倍は見直し余地があるとみる。佐々木大輔騎手の当地・同条件複勝率も高い水準で、条件と騎手の相性に一定の裏付けがある。
△ 推奨2 選定理由
16番 ラパンチュール
推奨2はラパンチュールを選定する。理由は能力値の圧倒的な高さ(総合96.4・決め脚96.4)と武豊騎手の最高水準の騎乗力にある。差し展開になった場合の爆発力は出走馬の中で群を抜いており、どのような展開でも「来た場合の信頼性」が最も高い馬であることに変わりはない。

ただし先行有利展開においては1番人気(単勝3.7倍)として大きく割引が必要で、推奨2という位置付けは「本命視はリスクが高いが、差し展開に転じた場合や後方一気が届く馬場変化があった場合の保険」として扱うことが理由。展開が先行有利に向くほどフードマン・アンジュプロミスが優先され、ラパンチュールは保険的な押さえとなる。