予想段階でのBランク・得点54点・「コース傾向と合わない後方差し」という評価を大きく裏切る形での2着。4コーナー後方大外から上り37.2秒(全馬中2位)を発揮し、差し切り寸前まで迫った内容は高く評価すべきである。
「7歳馬・近走重賞で届かない場面が続く」という評価が覆ったのは、前半ハイペースによる先行馬の消耗という展開の変化が大きかった。追い切りでの自己ベスト更新という情報を「状態整い」として評価しつつも、展開さえ向けば一気に突破できる末脚があることを正当に評価できなかった点が反省材料となる。
斎藤新騎手の「ひたすら我慢して大外一気」という騎乗判断も光っており、騎手の冷静な状況判断が馬の能力を最大限引き出した例として記録しておきたい。
次走で狙える条件
前半ハイペース確実で中緩みが生じやすいダートコース(特にコーナー複数回のコース)。今回と同様の馬場状態(稍重〜重)で後方差しが届きやすい展開。斎藤新騎手の継続騎乗であれば追い切りの仕上がりとあわせてより精度が高まる。次走も後方追走になることは確実なため、前崩れのペース判断が鍵。