小倉11R 下関ステークス《デブ猫競馬》


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説明文

本レースの舞台となる小倉芝1200mは、スタート直後から下り坂が続く特殊なコース形状をしており、「第1コーナー(3コーナー)通過時点で9番手以内」に位置できるかが勝敗を分ける絶対的な条件となります。18頭立てのフルゲートで行われる今回は、外枠の馬がポジションを取るために体力を使うリスクが高く、内枠からスムーズに加速できる馬が圧倒的に有利です。分析では、前半600mのスピード能力(テンの速さ)、枠順による有利不利、そして騎手の先行意識を最重要視しました。特に、人気を集めている馬が「逃げ・先行」脚質であるため、前残りの展開を基本線としつつ、そのスピードに対応できる基礎能力の高い馬を選抜しています。

【展開予想】

本レースの展開を左右する最大の要因は、現在の小倉競馬場の馬場状態と、1番人気に推されている2番コウセキの脚質にあります。

まず馬場状態ですが、Bコース替わり初週ということもあり、内側の傷んだ部分がカバーされ、内ラチ沿いの芝状態が良好です。含水率が低くクッション値も標準以上であることから、「高速馬場かつ内枠・先行有利」というバイアスが強く働くと推測されます。

この条件下で、先行力が極めて高い2番コウセキが内枠(1枠2番)に入りました。騎手心理としても「内枠から主導権を握り自分のペースに持ち込みたい」という意欲が強く、迷わずハナ、あるいは2番手を確保しに行くと考えられます。これに呼応するように、外枠に入った16番ジャスパーディビネも「外からでもハナを奪いに行く」という攻撃的な心理を持っており、序盤の先行争いは激化する可能性があります。

しかし、1番人気のコウセキが逃げ・先行脚質であり、馬場も前有利であることから、後方待機の馬がまとめて差し切る「差し展開」になる可能性は低いと判断します。人気馬が前に行く展開では、他の騎手も「前を捕まえに行かなければ」という意識よりも、「好位で流れに乗る」ことを優先する心理が働きやすいためです。

結果として、隊列は縦長になりすぎず、ハイペースながらも前に行った馬がそのまま粘り込む「行った行った」の消耗戦になると予想します。第1コーナーで半分より後ろ(10番手以下)になってしまう馬は、コース形状と馬場バイアスの二重苦により、物理的に届かない可能性が極めて高いでしょう。

【有利な脚質】

逃げ/先行
理由は、小倉1200mの「下り坂スタート」と「スパイラルカーブ」の特性上、加速したままコーナーに突入するため、後方から外を回すと遠心力で大きく外に振られる不利があるためです。加えて今の馬場は内側が止まりにくいため、物理的に前半分(9番手以内)にいないと勝負に参加できません。

【展開予想を軸に能力評価】

評価 得点 馬番 馬名 理由
S 92 14 フォルテム 実績のある鞍上が復帰し、基本能力値・総合力ともにトップクラスの評価です。外枠(7枠)という点は小倉1200mにおいて割引材料となり得ますが、それを補って余りある「S」評価の能力値があります。騎手心理も「落ち着いた判断」ができる状態であり、無理に内へ切れ込まずとも好位を確保できるスピードがあります。期待値オッズは3.5倍前後と算出されますが、実際のオッズは10倍台後半と甘く見積もられており、絶好の狙い目です。
S 90 8 ミルテンベルク 能力値が非常に高く、メンバー中トップクラスの決め脚を持っています。枠順も真ん中(4枠)で動きやすく、騎手も「過剰に動かずとも勝機は来る」と余裕を持っています。先行激化の直後、好位のインで足を溜められる絶好のポジション取りが予想されます。期待値オッズは4.0倍前後であり、上位人気の一角として信頼できる存在です。
A 88 2 コウセキ 「1コーナー通過順位が前半分」という絶対条件を最もクリアしやすい馬です。内枠(2番)かつ逃げ・先行脚質、さらに鞍上の先行意識も高く、今回の「内枠・先行有利」のトラックバイアスに完全に合致します。昇級戦ですが勢いがあります。期待値オッズは4.5倍前後で、人気に見合った実力を発揮する可能性が高いです。
A 85 10 エマヌエーレ 5枠10番という、内過ぎず外過ぎない理想的な枠に入りました。先行争いを見ながら中団前目を確保できる位置取りが可能です。決め脚の数値が高く、ハイペースで前の馬が苦しくなった一瞬の隙を突ける能力があります。期待値オッズは7.0倍前後で、妙味があります。
A 82 18 ジュンヴァンケット 大外枠(18番)は大きな不利ですが、近走の安定感と先行力は本物です。騎手も「効率性を重視」しており、無理な位置取りはせず、スムーズな競馬を心がけるでしょう。能力値は高いものの、枠のロスを考慮すると頭まではどうかという評価です。期待値オッズは8.0倍前後です。
A 80 12 ブリックワーク 能力のムラが少なく安定しており、中6週というローテーションも好感触です。騎手が冷静に周囲を観察しており、混戦になった際に空いた進路を突ける器用さがあります。期待値オッズは9.0倍前後と見ています。
B 75 6 ルーフ 過去の同舞台での実績があり、コース相性が良い馬です。内目の枠(6番)を活かせればチャンスはありますが、近走の勢いで上位陣に劣ります。期待値オッズは15倍前後。
B 72 16 ジャスパーディビネ 逃げ脚質ですが、8枠16番はテンの加速で脚を使わされる懸念があります。58kgの斤量も響く可能性があります。期待値オッズは18倍前後。
B 70 15 トーラスシャイン 先行してしぶといタイプですが、外枠気味で位置取りに苦労する可能性があります。期待値オッズは20倍前後。
B 68 3 エコロマーズ 内枠(3番)は魅力ですが、久々の実戦でどこまで動けるか未知数です。期待値オッズは25倍前後。
B 65 7 ベイビーキッス 軽量は魅力ですが、展開待ちの側面が強く、自力で勝ち切るには助けが必要です。期待値オッズは30倍前後。
B 62 9 シュヴェルトライテ 実績馬ですが、近走のパフォーマンス低下が気になります。期待値オッズは40倍前後。
C 58 11 ナムラローズマリー 近走後方からの競馬が続いており、今回の条件には不向きです。期待値オッズは圏外。
C 55 1 ロードトレイル 最内枠ですが、近走の着順が安定しません。期待値オッズは圏外。
C 52 5 レオテミス 二桁着順が続いており、変わり身を期待するのは酷です。期待値オッズは圏外。
C 50 17 スコーピオン 大外枠近くで、かつ近走大敗しており、推せる要素が乏しいです。期待値オッズは圏外。
C 45 4 ハートホイップ 後方待機策を示唆しており、今回の前有利な馬場では届かない可能性が高いです。期待値オッズは圏外。
C 40 13 ハピネスアゲン 長期休養明けで、まずは叩いてからという気配です。期待値オッズは圏外。

【消し要素の多い馬】

馬番 馬名 理由
13 ハピネスアゲン 長期休養明けに加え、数値全体が低迷しており、即通用は厳しいと判断されます。
4 ハートホイップ 「後方からの展開を受け入れる」という騎手心理は、今回の「1コーナー前半分」という絶対条件と矛盾します。
17 スコーピオン 8枠17番という不利な枠に加え、前走大敗からの立て直しは困難と思われます。
5 レオテミス 近走の不振が深刻で、勝負どころでの反応が鈍くなっています。
1 ロードトレイル 最内枠は良いものの、58kgの斤量と近走の内容から、上位争いは厳しいと推測されます。

【不安要素の少ない馬】

馬番 馬名 理由
2 コウセキ 「内枠・先行・騎手の意欲」の全てが揃っており、自身の力を出せない可能性が最も低いです。
8 ミルテンベルク 高い能力値に加え、無理のない枠順と経験豊富な騎手により、大きな不利を受けるリスクが低いです。
14 フォルテム S評価の総合力と実績ある騎手の復帰により、どのような展開でも崩れにくい地力があります。
10 エマヌエーレ 中枠からスムーズな競馬が見込め、安定した末脚を使えるため、大崩れが想像しにくいです。
12 ブリックワーク 能力のムラがなく、理想的なローテーションで臨めるため、力を発揮できる状態にあります。

【期待値が高い馬】

馬番 馬名 理由
14 フォルテム 能力評価「S」でありながら、外枠等の要因で人気が抑制されています。実力は最上位クラスです。
10 エマヌエーレ 適度な人気で、展開が向くポジションにおり、オッズ以上の走りが期待できます。
18 ジュンヴァンケット 大外枠で敬遠されがちですが、能力と先行力は高く、オッズ妙味があります。
12 ブリックワーク 地味な存在ですが、安定感と配当のバランスが良く、ヒモとして優秀な期待値を持っています。
6 ルーフ コース巧者であり、人気が落ちている今回は見直しが必要なタイミングです。

【総合結論】

馬番 馬名 選定理由
本命 2 コウセキ 思考の過程において、1番人気馬が「逃げ・先行」脚質であり、かつ馬場が「内枠・先行有利」であると判断しました。この場合、素直にその有利な条件を最大限に活かせる馬を評価すべきです。コウセキは2番枠という絶好枠を引き、テンの速さもメンバー中上位、さらに騎手もハナを主張する構えを見せています。1コーナーを先頭集団の内側で回れる確率は極めて高く、そのまま粘り込む可能性が最も高いと判断しました。
対抗 8 ミルテンベルク 1番人気が強い展開において、次に信頼できるのは「能力の絶対値が高い馬」です。評価点90点のS評価を獲得しており、近走の実績も充実しています。2番人気想定ですが、コウセキを見ながらレースを進められる枠順と脚質を持っており、逆転の可能性も秘めた次点評価となります。
特注 14 フォルテム 「4番人気以下かつオッズ20倍未満」の条件に合致し、かつ最も勝利に近い能力を持つ馬として選出しました。評価点は全体トップの92点(S評価)。外枠という減点材料はありますが、過去に「1-1-1」という通過順位で勝利した実績もあり、騎手が復帰して万全の体制です。今のオッズ(10倍台後半想定)は、実力に対して「期待値オッズ」が大幅に上回っており、馬券的な旨味が最も大きい存在です。
推奨1 10 エマヌエーレ 上位3頭に続く存在として、総合力と展開の利を重視しました。前走からの間隔も良く、決め脚の数値が高いため、先行勢がやり合った直後に浮上するシーンが想像できます。
推奨2 18 ジュンヴァンケット 大外枠ですが、それを補う高い先行力(A評価)を持っています。人気も手頃であり、3連系の馬券の相手として押さえておく価値が十分にあります。

【買い目】

※期待値と回収率を重視した構成です