新潟7R 朱鷺ステークス(リステッド・芝1400m・18頭)分析《デブ猫競馬》


トップ】 【パカパカ競馬予想】 【日程表】 【WIN5予想】 【動画で見る短編小説
【注意】本内容はデータを元に分析したものです。こちらは個人で競馬を楽しむ為のサイトです。

新潟芝1400mの外回りコースは直線が長く、単純な先行力だけでなく、直線でスピードを長く維持できる末脚の持続力が重要になりやすいコースと考えられる。今回は18頭立ての多頭数であり、能力比較に加えて展開・位置取り・直線での進路選択も結果に影響しやすい構成である。馬場面では全体的に内側にやや傷みが見られ、中間から外目の走行ラインに相対的な利が生まれる可能性がある。先行を主張する馬が複数おり、前同士が競り合った場合は差し・追い込みが浮上しやすく、逆に牽制し合えば前残りの余地も残ると考えられる。総合的には、能力・展開適性・調整状態が揃った馬を中心に組み立てることが妥当と考えられる。

【展開予想】

今回のコースは新潟芝1400mの外回りであり、直線が長いことから、瞬発力よりもトップスピードを長く維持できる持続力が問われやすいと考えられる。馬場状態については、全周の内側に傷みが見られ、特に向正面から内回り3コーナー、さらに正面直線にかけて傷みが広がっている状況が確認されている。クッション値は標準域の上限付近であり、極端に軟らかい馬場とは言えないものの、最内を通り続ける進路には一定のリスクがあると考えられる。一方で、中間から外目の走行ラインには相対的な利が生じる可能性がある。ただし、これは枠順そのものの有利・不利とは異なる点に注意が必要であり、内枠であっても進路を選択することで対応は可能と考えられる。

隊列については、逃げ先行を主張しやすい馬として、カルチャーデイ、タガノエルピーダ、レディマリオン、スリールミニョン、タガノアラリアの名が挙げられる。これに続く好位から中団前の位置には、デイトナモード、ランフォーヴァウ、マサノカナリアが想定される。中団にはグレイイングリーン、ショウナンザナドゥ、中団から後方で差しを狙う位置取りにはララマセラシオン、ビーアストニッシド、ガロンヌ、クルゼイロドスル、レッドシュヴェルト、アルテヴェローチェが想定される。後方から追い込みを狙う位置には、ヤブサメとセフィロが入ると考えられる。

先行を主張する馬が5頭前後存在することから、序盤からハナを主張する動きが重なりやすく、想定されるペースはミドルからハイペースに近い展開になりやすいと考えられる。前同士が激しく競り合う形になれば、後方に控えた差し・追い込み勢に展開が向きやすく、ヤブサメ、セフィロ、ガロンヌ、ララマセラシオンといった馬にとってプラス材料になり得ると考えられる。反対に、先行馬同士が互いを牽制し合い、ペースが上がりきらない形になれば、カルチャーデイ、タガノエルピーダ、レディマリオン、スリールミニョン、タガノアラリアのような前残りを主張できる馬にとって有利な展開になる可能性がある。展開対応力という観点では、ランフォーヴァウ、マサノカナリア、タガノアラリアは、どちらの展開にも一定の対応力を持つ馬として位置づけられると考えられる。

以上を踏まえると、今回のレースは前が競り合うかどうかが最大の分岐点になりやすく、馬場面での中外ライン優位の可能性とあわせて、直線で内をこじ開けるよりも中間から外目の進路を選べる馬にやや利がある展開になりやすいと考えられる。

【有利な脚質】

差し/追い込み(前が競り合った場合)、および 先行/好位(牽制し合った場合)

今回は先行を主張する馬が多く、序盤からハナ争いが生じやすいと考えられる。前同士が競れば直線でのスタミナ消耗が大きくなり、後方に構えた差し・追い込み勢にとって展開が向きやすい。一方で、先行馬同士が牽制し合いペースが落ち着けば、前残りの余地も十分に残る。加えて、内側にやや傷みが見られる馬場状態を踏まえると、単純な脚質だけでなく、直線でどの進路を選べるかという点も有利不利に影響すると考えられる。

【展開予想を軸に能力評価】

評価得点馬番馬名理由
S9318タガノアラリア 1400m実戦能力と新潟外回りでの末脚持続力を重視する評価軸に対して、基本能力値・決め脚・先行力のいずれもが上位に位置しており、整合性が高いと考えられる。新潟芝1400mへの適性は高く、逃げ・先行から展開対応まで幅広く対応できる脚質特性を持つ点も評価できる。馬場面では中外の走行ラインを選びやすい脚質を持つと考えられ、前残り・展開対応のいずれの想定にも対応余地がある。騎手成績は今回騎乗馬の中でも上位に位置し、近走の勝負気配評価も非常に高い水準にある。単勝オッズから逆算した理論オッズはおおむね12倍前後と試算され、実際のオッズはそれを下回っており、能力面では中心格である一方、期待値としては見送り寄りに近い水準と考えられる。不安材料としては、多頭数で他馬の動きに巻き込まれる可能性が挙げられる。
A866セフィロ 決め脚の数値は出走馬中で最も高く、新潟外回りで求められる末脚持続力という重要事項に強く合致すると考えられる。基本能力値も上位で、1400m適性の面でも高く評価できる。ただし先行力は低めで、後方からの追い込み想定となり、展開が前残りに向いた場合は不利になりやすい点は考慮が必要である。騎手成績は上位に位置し、勝負気配評価も高水準にある。単勝人気は今回の中で最も高く、理論オッズはおよそ13倍前後と試算されるのに対し実際のオッズは大きく下回っており、能力面の信頼度は高いものの期待値としては見送り寄りと考えられる。不安材料は、前残りの展開になった場合に届ききらない可能性がある点である。
A833ヤブサメ 決め脚は出走馬中でも上位にあり、末脚持続力を重視する評価軸との整合性は高いと考えられる。基本能力値も高く、1400m適性の面でも評価できる。一方で先行力は低く、後方からの追い込み想定となるため、前が競り合う展開になった場合に最も恩恵を受けやすい馬と考えられる。近走内容は上位争いに加われていないものの、大きく崩れているわけではないとされている。騎手・調整面も一定の評価があり、勝負気配も高めである。理論オッズはおよそ14倍前後と試算され、実際のオッズはこれを下回るため、期待値としては見送り寄りに近いが、展開がはまった場合の巻き返しは意識したい一頭と考えられる。不安材料は、前残りの展開になった場合に位置取りで後手に回る可能性である。
B7814ランフォーヴァウ 今回と同条件で好内容を残した実績があるとされ、1400m適性および新潟適性の観点で情報の整合性が取れていると考えられる。先行力・決め脚のバランスが取れており、展開対応力という重要事項にも合致しやすい脚質特性を持つ。騎手成績は上位に位置し、継続騎乗である点もプラス材料として考えられる。勝負気配評価はかなり高い水準にあり、調整過程にも一貫性が見られるとされている。理論オッズはおよそ15倍前後と試算され、実際のオッズはこれをやや下回る水準であるため、期待値としては見送りにやや近いが僅差の範囲と考えられる。不安材料は、近走で距離を変えている点であり、今回の条件へ戻したことが好走につながるかは推測の域を出ない。
B7517マサノカナリア 近走で1400m実戦を使い分けており、前走で勝利していることから1400m適性の観点で一定の評価ができると考えられる。先行力・決め脚ともに中位程度でバランスが取れており、展開対応力という重要事項にも一定の合致が見られる。騎手は今回の条件で好成績を残す騎手への変更となっており、騎手評価の面でプラス材料と考えられる。勝負気配も高めの水準にある。理論オッズはおよそ15倍前後と試算されるのに対し、実際のオッズはこれを上回っており、期待値の観点では買いに近い水準と考えられる。不安材料としては、前走からの距離・臨戦過程の変化がどう影響するか不透明な点が挙げられる。
B748タガノエルピーダ 先行力は出走馬中でも上位にあり、逃げ・先行という脚質適性の面で展開に乗りやすいと考えられる。基本能力値も上位に位置し、1400m適性についても評価できる。一方で決め脚は低めであり、末脚持続力を重視する評価軸との整合性はやや弱いと考えられる。騎手は乗り替わりとなっており、この点は慎重に見る必要がある。勝負気配は高めの水準にある。理論オッズはおよそ15倍前後と試算され、実際のオッズはこれを下回るため、期待値としては見送り寄りと考えられる。不安材料は、直線が長いコース特性の中で決め脚面の不安が出やすい点である。
B711ララマセラシオン 決め脚は中位以上で、末脚持続力を重視する評価軸とは一定の整合性があると考えられる。先行力は低めで、中団から後方での差し想定となる。前が競り合う展開になった場合はプラス材料になり得ると考えられる。近走内容は強調しにくいとされるが、距離を戻して調整している点は今回を意識した形とも考えられる。騎手評価は中位程度である。理論オッズはおよそ16倍前後と試算され、実際のオッズとほぼ拮抗しているため、期待値としてはほぼ均衡、わずかに見送り寄りと考えられる。不安材料は、近走内容だけでは能力の裏付けが十分とは言い切れない点である。
B7015スリールミニョン 先行力は高めで、逃げ・先行を主張しやすい脚質特性を持つと考えられる。以前この条件で僅差の好走があるとされ、1400m適性の面で評価できる。決め脚はやや控えめであり、末脚持続力という観点では上位陣に一歩譲ると考えられる。騎手は継続起用であり、調整面にも前進が感じられるとされている。勝負気配は高めの水準にある。理論オッズはおよそ16倍前後と試算されるのに対し実際のオッズはこれを上回っており、期待値の観点では買いに近い水準と考えられる。不安材料は、前が競り合う展開になった場合に脚質面で不利になり得る点である。
B689クルゼイロドスル 決め脚は中位以上にあり、末脚持続力の観点では一定の評価ができると考えられる。距離を短縮しての参戦であり、今回と同じ距離で大きく崩れていない実績があるとされる。先行力は低めで、中団から後方での差し想定となる。騎手評価は中位程度である。勝負気配は標準よりやや高めとされている。理論オッズはおよそ17倍前後と試算され、実際のオッズはこれを下回るため、期待値としては見送り寄りと考えられる。不安材料は、近走の距離適性がやや安定していない点である。
C6210レッドシュヴェルト 芝1400mを中心に使われており、条件面での継続性はあるが、近走で明確に上向いた内容は確認しにくいとされる。決め脚は中位以上あるが、先行力は低めで中団後方からの差し想定となる。騎手は前走から変更されている。理論オッズはおよそ18倍前後と試算されるのに対し実際のオッズはこれを上回っており、期待値の観点では買いに近い水準と考えられるが、能力面の裏付けはやや弱いと考えられる。
C607カルチャーデイ 先行力は出走馬中で最も高く、逃げ・先行を主張しやすい脚質適性を持つ。一方で決め脚は最も低く、直線の長い新潟外回りで求められる末脚持続力という重要事項とは整合しにくいと考えられる。前残りの展開になれば粘り込みの余地はあるが、前が競り合えば失速のリスクが大きいと考えられる。理論オッズはおよそ19倍前後と試算され、実際のオッズとほぼ拮抗しており、期待値としては均衡からやや見送り寄りと考えられる。
C585ガロンヌ 決め脚は中位程度にあり、実績のある距離へ戻す形とされている。先行力は低めで、中団後方からの差し想定となり、前が競り合った場合はプラス材料になり得ると考えられる。近走の結果は安定していないとされる。理論オッズはおよそ20倍前後と試算されるのに対し実際のオッズはこれを上回っており、期待値の観点では買いに近い水準と考えられる。
C5516ショウナンザナドゥ 前走で今回と同じ芝1400mで内容が改善したとされるが、決め脚・先行力ともに中位以下であり、能力面での上位陣との差は大きいと考えられる。騎手は前走から変更されている。理論オッズはおよそ21倍前後と試算されるのに対し実際のオッズはこれを下回っており、期待値としては見送り寄りと考えられる。
C5212レディマリオン 先行力は高めであるが、決め脚は低めで、直線の長いコース適性という点でやや不安が残ると考えられる。前走からの間隔が短く、十分な立て直し期間を取った形とは見にくいとされる。騎手も継続ではない。勝負気配はやや低めの評価である。理論オッズはおよそ22倍前後と試算されるのに対し実際のオッズはこれを上回っているが、能力・調整面の不安から期待値としての信頼度は高くないと考えられる。
D4613アルテヴェローチェ 決め脚は中位程度にあるが、先行力が低く、近走では同じ芝1400mで苦戦が続いているとされる。休養によって状態を整える形は取られているが、今回に向けて強く攻めた変化までは読み取りにくいとされる。理論オッズはおよそ25倍前後と試算されるのに対し実際のオッズはこれを上回っており、数値上は期待値プラスとなるが、能力面の裏付けが弱く信頼度は高くないと考えられる。
D4111デイトナモード 能力面では出走馬の中でも低めに位置し、決め脚は最も低い水準にある。距離延長での参戦であり、末脚持続力という重要事項との整合性は取りにくいと考えられる。騎手も前走から継続ではない。理論オッズはおよそ28倍前後と試算されるのに対し実際のオッズは大きく上回っており、数値上は期待値プラスとなるが、能力・脚質両面の不安が大きく判断材料不足の部分もあると考えられる。
D382グレイイングリーン 基本能力値・決め脚・先行力のいずれも中位以下であり、1400m適性・末脚持続力ともに上位陣との差が大きいと考えられる。近走で着順面の変化が見られず、騎手も継続ではないとされる。勝負気配もやや控えめの評価である。理論オッズはおよそ30倍前後と試算されるのに対し実際のオッズはこれを上回っているが、能力面の低さから信頼度は高くないと考えられる。
E284ビーアストニッシド 基本能力値・決め脚・先行力のいずれも出走馬中で最も低い水準にあり、1400m適性・末脚持続力という重要事項のいずれにおいても他馬に劣ると考えられる。近走は苦戦が続いており、調整面でも強い上積みは確認しにくいとされる。騎手成績も出走馬中で最も低い水準にある。理論オッズはおよそ41倍前後と試算されるのに対し実際のオッズは大きく上回っているが、能力面の裏付けが乏しく、期待値の数値だけを根拠に評価を上げることは適切でないと考えられる。

【消し要素の多い馬】(上位5頭)

馬番馬名理由
4ビーアストニッシド基本能力値・決め脚・先行力のいずれも出走馬中で最も低く、近走内容・騎手評価もあわせて厳しいと考えられる。
2グレイイングリーン能力全般が中位以下にとどまり、着順面の変化にも乏しく、騎手も継続でないため上昇要素が見えにくいと考えられる。
11デイトナモード決め脚が最も低い水準にあり、距離延長かつ末脚持続力を要するコース特性との適性面で不安が大きいと考えられる。
12レディマリオン先行力に対して決め脚が低く、前走からの間隔も短いため、十分な立て直しができているか判断材料不足と考えられる。
16ショウナンザナドゥ決め脚・先行力ともに中位以下で、能力比較の面で上位陣との差が大きく、騎手も継続でない点が不安材料と考えられる。

【不安要素の少ない馬】(上位5頭)

馬番馬名理由
18タガノアラリア能力・脚質適性・騎手評価・勝負気配のいずれも高水準で揃っており、総合的な安定感が最も高いと考えられる。
6セフィロ決め脚が出走馬中で最も高く、能力面・騎手成績・勝負気配ともに高水準にあり、展開さえ向けば信頼度は高いと考えられる。
3ヤブサメ決め脚・基本能力値ともに上位にあり、展開が向いた場合の信頼度は高いと考えられる。
14ランフォーヴァウ同条件での好走実績があり、脚質バランス・騎手評価・勝負気配のいずれも安定していると考えられる。
8タガノエルピーダ先行力が高く、能力面でも上位に位置するため、前残りの展開になった場合の信頼度は高いと考えられる。

【期待値が高い馬】(上位5頭)

馬番馬名理由
17マサノカナリア理論オッズに対して実際のオッズが上回っており、能力・展開適性面でも一定の評価がある中で妙味があると考えられる。
15スリールミニョン先行力の高さと実績のある条件への戻りが評価できる一方、実際のオッズは理論値を上回っており、期待値の面で妙味があると考えられる。
10レッドシュヴェルト能力面はやや平凡ながら、実際のオッズが理論値を上回っており、数値上は期待値プラスの水準と考えられる。
5ガロンヌ決め脚に一定の評価があり、展開が向いた場合の上積みが期待できる一方、実際のオッズが理論値を上回っている点で妙味があると考えられる。
13アルテヴェローチェ能力評価は高くないものの、実際のオッズが理論値を大きく上回っており、数値上の期待値は高いが信頼度は限定的と考えられる。

【本命・対抗・特注・推奨1・推奨2】

区分馬番馬名選定理由
本命18タガノアラリア 分析の主軸となる思考整理において重視された1400m実戦能力および新潟外回りでの末脚持続力の両面で、基本能力値・決め脚・先行力のいずれも出走馬中で上位に位置しており、整合性が高いと考えられる。展開予想においても前残り・展開対応の両方の想定に対応できる脚質特性を持つとされ、馬場面でも中外の走行ラインを選びやすいと考えられる。騎手成績・勝負気配ともに出走馬中で最上位に位置し、能力・展開・気配のいずれの面から見ても総合力で最も安定していると判断される。期待値の面ではやや見送り寄りの水準にあるが、3着以内に入る可能性という観点では最有力と考えられる。
対抗6セフィロ 決め脚は出走馬中で最も高く、直線の長い新潟外回りで求められる末脚持続力という重要事項に最も強く合致すると考えられる。基本能力値も高水準にあり、騎手・勝負気配ともに評価できる。ただし先行力が低く、前が競り合う展開になることが条件になりやすいと考えられ、その点で本命評価とは分けて対抗評価とした。展開想定において前が競り合った場合の信頼度は高いと考えられる。
特注14ランフォーヴァウ 市場評価としては上位人気に次ぐ位置にあるが、同条件での好走実績、脚質バランス、展開対応力、騎手評価、勝負気配のいずれにおいても安定した材料が揃っていると考えられる。上位人気馬に割って入る形での3着内進入の可能性が高い一頭と考えられる。
推奨117マサノカナリア 展開対応力のある脚質特性と騎手評価の上積みが見られる一方、市場評価としての人気はそれほど高くなく、理論オッズに対して実際のオッズが上回っているため、期待値の面で妙味があると考えられる。
推奨215スリールミニョン 先行力の高さと実績のある条件への戻りという点で展開適性が見込める一方、市場評価はそれほど高くなく、理論オッズに対して実際のオッズが上回っているため、期待値の面で妙味があると考えられる。