プロキオンステークス(京都D1800m)最終分析報告書《デブ猫競馬》


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1. 概況

京都ダート1800メートルを舞台に行われる本レースは、非常に乾燥した砂の状態(含水率1.3%)と深い砂厚が特徴です。統計的にも「前方に位置する馬」が圧倒的に有利な馬場状況となっており、キックバックによる後方馬のストレスが懸念されます。有力馬が揃う中、1番人気の馬が控えめな位置取りを得意とするタイプであることを踏まえ、道中は淀みのない逃げ・先行展開になると予想されます。各騎手の心理状態や馬の潜在能力を多角的に分析し、この過酷な条件下で最後まで粘り切れる期待値の高い馬を選定いたしました。

2. 展開予想

今回の京都ダートコースは非常に乾燥しており、砂が深く力の要る状態です。砂塵による視界不良や砂被りの精神的ストレスを考慮すれば、前方の経済コース確保が勝敗の鍵となります。 逃げの主導権を握るのは3番マーブルロック、あるいは武豊騎手騎乗の12番シゲルショウグンと推察されます。武豊騎手は京都の特性を熟知しており、計算されたペースで後続を封じ込める戦略を立てているはずです。さらに9番ブライアンセンス(坂井騎手)も正攻法で勝ち切りを狙い、これら先行勢が主導権を奪い合うことで、緩みのないペースが形成されます。 1番人気10番ジェイパームスは控えめな位置取りを想定。先行勢は、このジェイパームスの追い込みを封じるために早めのスパートを仕掛けて消耗戦に持ち込もうとするでしょう。また、直線での北北西4メートルの向かい風は負荷となりますが、スタミナを要する深い砂を考えれば、道中で無駄なくコーナーを回れる先行馬に分があります。以上から、本レースは「先行勢による持久力勝負」となり、最後の一踏ん張りが利く馬が台頭すると予測します。

3. 有利な脚質

逃げ / 先行
理由:乾燥した深い砂の影響で、後方からの追い込みには多大なエネルギーが必要となります。過去の統計でも前方の馬の勝率が高く、直線での向かい風を考慮しても、先にセーフティリードを築ける先行馬が圧倒的に有利です。

4. 出走馬の戦術的評価

評価 馬名 分析理由 算出オッズ
S10 ジェイパームス潜在能力は全頭中最高。鮫島騎手との信頼関係も絶大です。追い込み脚質ですが、その爆発力は乾燥した馬場をも克服する可能性があります。期待値オッズは4.0。4.0
S13 ロードクロンヌ攻めの心理状態で挑む横山騎手と、充実した馬体が魅力。機動的な立ち回りと末脚の鋭さが共に高水準で、今回の展開に最も合致しています。期待値オッズは4.2。4.2
A7 テーオーパスワード高杉騎手の高い意欲と、先行して粘り切る持続力を評価。現在の市場評価は算出された期待値を大きく超えており、極めて妙味が高いです。期待値オッズは5.5。5.5
A11 ペイシャエス23週の休み明けですが、本来の地力は一級品。ベテラン田辺騎手の手綱で地力を活かせば、上位に食い込む力は十分にあります。期待値オッズは12.0。12.0
A2 サイモンザナドゥ池添騎手の攻撃的な騎乗が、勝負どころでの一瞬の加速を呼び込みます。前走の内容も良く、展開次第で逆転の可能性も秘めています。期待値オッズは9.5。9.5
A12 シゲルショウグン武豊騎手による完璧なペース配分が予想されます。位置取りの優位性が極めて高く、展開の主役を担う一頭です。期待値オッズは8.0。8.0
A9 ブライアンセンス坂井騎手の自信に満ちた正攻法の競馬が期待できます。レース運びの安定感があり、大崩れしない強みがあります。期待値オッズは8.5。8.5
B14 ハピ末脚の威力は高いですが、展開に左右される側面は否めません。差し有利な流れに極端に振れた場合の浮上候補です。期待値オッズは15.0。15.0
B4 テーオードレフォン浜中騎手による冷静な立て直しに注目。マークを外れる形で先行できれば、粘り込みの余地が生まれます。期待値オッズは25.0。25.0
B6 クラウンプライド実績は十分ですが、近走のムラが課題。ハマーハンセン騎手が馬の闘争心をどこまで引き出せるかが焦点です。期待値オッズは22.0。22.0
B1 ルシュヴァルドール内枠での包囲リスクはありますが、藤岡騎手の経済コースを立ち回る意識は高く、ロスなく運べれば。期待値オッズは18.0。18.0
B3 マーブルロック逃げ一手の心理状態。単騎逃げが叶えば粘り込みもありますが、同型との兼ね合いが鍵を握ります。期待値オッズは45.0。45.0
C16 サンデーファンデー58キロの斤量と前走の疲労残りが懸念されます。他馬との比較において、慎重な立ち回りが求められます。期待値オッズは55.0。55.0
C5 ハナウマビーチ勢いはありますが、今回は格上挑戦という壁に突き当たります。団野騎手の若さと勢いでどこまで。期待値オッズは40.0。40.0
C8 マリオロード展開待ちの冷静な騎乗が予想されますが、着拾いに徹する形になる可能性が高いです。期待値オッズは60.0。60.0
D15 セラフィックコール58キロと位置取りの厳しさが、深い砂の内前有利な馬場では致命的なハンデになりかねません。期待値オッズは35.0。35.0

5. 戦術的見地からの評価

【静観妥当とされる馬】

馬名理由
8 マリオロード市場評価と実力値の乖離が大きく、この強力なメンバー構成では上位進出への根拠が乏しい。
3 マーブルロック先行争いが激化する予測の下、自身のスタイルが崩れるリスクが高く、現状の評価では手が出しにくい。
4 テーオードレフォン前走の敗戦による精神面の影響が懸念され、強力な先行勢が揃う中で競り勝つには再編が必要。
16 サンデーファンデー深い砂の京都において、58キロの重斤量を背負いながら算出期待値を超える走りを望むのは酷。
15 セラフィックコール位置取りの機動力が著しく不足しており、内・前有利のバイアス下では物理的な制約が大きすぎる。

6. 不安要素の少ない馬

馬名理由
13 ロードクロンヌ総合的な実力が非常に高く、騎手の心理面も充実。脚質が馬場バイアスと完全に合致しており、極めて安定した入線が見込めます。
10 ジェイパームス潜在能力は断トツ。唯一の懸念は脚質ですが、鮫島騎手の手綱と馬の絶対的な能力で十分にカバー可能な範囲内です。
12 シゲルショウグン自身の形を確立しており、名手・武豊騎手が馬場を味方につける計算を立てているため、崩れるシーンが想定しづらいです。
7 テーオーパスワード高い先行持続力と地力を両立。勢いのある若手騎手が自信を持って乗れる好機であり、大きな破綻が見当たりません。
9 ブライアンセンス坂井騎手とのコンビで正攻法の競馬を貫ける強みがあり、展開の変動に左右されにくい安定感を有しています。

7. 期待値が高い馬

馬名理由
7 テーオーパスワード算出された理論値(5.5倍)に対し、市場評価は11倍超。この歪みは本レースにおける最大の投資妙味と言えます。
13 ロードクロンヌ期待値(4.2倍)に対し実際は5.8倍。実力が過小評価されている側面があり、軸馬としての資産価値が非常に高いです。
9 ブライアンセンス期待値(8.5倍)に対し実際は7.7倍。僅かな差ですが、馬場適性の安定感を考慮すれば投資対象として十分な価値があります。
12 シゲルショウグン期待値(8.0倍)に対し実際は5.9倍。勝率そのものは非常に高く、先行有利な展開から得られる果実が大きい一頭です。
10 ジェイパームス1番人気ながら期待値(4.0倍)を上回る評価。実力と配当のバランスが取れており、素直に評価すべき一頭です。

8. 総合結論

【本命・対抗・特注・推奨】

役割馬番馬名選定理由
本命13ロードクロンヌ実力と位置取りのバランスが秀逸。展開の恩恵を最も受ける確率が高く、連軸として最適。
対抗10ジェイパームス潜在能力1位。後方待機からでも鮫島騎手が地力で押し上げるシーンを想定。
特注7テーオーパスワード算出期待値が極めて高い伏兵。先行しての粘り込みは、今回の馬場では最大の脅威。
推奨112シゲルショウグン武豊騎手による逃げ・先行策。京都ダート特有の「止まらない流れ」を作る主役。
推奨29ブライアンセンス坂井騎手とのコンビで隙のない立ち回りを展開。3着以内を確保する確率は高い。

思考の過程:1番人気ジェイパームスの脚質を逆手に取り、先行勢が主導する乾燥ダート特有の消耗戦を想定。特注馬として評価96.5の7番テーオーパスワードを抜擢し、これを軸馬13番ロードクロンヌと組み合わせた構成です。

最終決断:推奨買い目

単勝:7(1点)

馬連(軸1頭):13 ― 10, 7(2点)

馬連(軸1頭):13 ― 10, 7, 12, 9(4点)

3連複(軸1頭):13 ― 10, 7, 12(3点)

3連複(軸1頭):13 ― 10, 7, 12, 9, 1(5点)

3連単(軸1頭):13 ― 10, 7, 12(3点)