水平思考で考えて、18頭を「騎手の変化・騎手成績・馬の近走の流れ・レース間隔・斤量・人気の集まり方」という6つの軸に切り分けてから、最後に総合的な判断を行った。
まず騎手面を整理する。ルメール騎手(9番サトノレーヴ)は全馬中最高の騎手点数300を誇り、川田騎手(10番ママコチャ)も279と高水準。この2名は騎手だけで見ても他馬を大きく上回っている。一方で2番ビッグシーザーは前走まで北村友一騎手から西村淳也騎手に乗り替わり、14番レイピアは前走の戸崎騎手から丸山騎手に替わっているが、点数的には大きな差はない。
次に馬の近走を見る。9番サトノレーヴは前年の高松宮記念を勝利しており、今回同じコースで同じ条件という点が大きな強み。10番ママコチャは前走4着と安定しており、スプリント路線での豊富な実績が距離適性の裏付けとなっている。13番ナムラクレアは決め脚の数値が全馬最高で、高松宮記念2着という実績が今回のコースへの適性を示している。8番ウインカーネリアンはスプリンターズS1着という直近GI勝利を持ち先行力が最高水準だが、9歳と14週の間隔明けが不安要素として残る。18番ジューンブレアはスプリンターズS2着の実績を持ち武豊騎手継続で安定感がある。
間隔面では、8番ウインカーネリアンと9番サトノレーヴが共に14週と長め間隔。能力が高い分この不安がどこまで影響するかが評価の分かれ目。12番ピューロマジックは前走1着と好調だが、前々走以降の成績が不安定な点が懸念材料。11番ララマセラシオンはOPクラスからの急きょGⅠ参戦で格付けとの乖離が大きい。
斤量面では牝馬3頭(10番56kg・12番56kg・13番56kg・18番56kg)が恵まれた設定。特に10番ママコチャはこの斤量と騎手の組み合わせが強力と判断した。
以上の整理から、サトノレーヴとママコチャをS評価の最上位2頭とした。ナムラクレア・ウインカーネリアン・ジューンブレア・インビンシブルパパを上位争いに加わる可能性のあるA評価グループとし、実績・数値が中位のグループをB評価、近走不振や格差が大きいグループをC評価とした。