水平思考で考えて、各馬を多角的に整理していきます。
まず騎手の実績水準を確認します。今回の12名の中で、坂井瑠星騎手の総合偏差値が全体でひときわ高い数値を示しており、武豊騎手・松山弘平騎手・北村友一騎手・横山和生騎手・浜中俊騎手もそれに続く高い水準にあります。一方、丸山元気騎手・幸英明騎手・角田大和騎手は相対的に低めの数値です。
次に前走着順と近走の流れを整理します。9番ロードフィレールは約8か月の長い休養明けながら前走を1着で締めくくっており、これは体力と状態の裏付けとして注目できます。12番キッコベッロは前走1番人気で2着に敗れましたが、今回は経験豊富な騎手に乗り替わるという大きな後押しがあります。3番コロナドブリッジは近3戦を全て勝利しており勢いは群を抜いていますが、今回は騎手交代というイレギュラーがあります。4番ショウナンバンライは中2週という短い間隔での連戦で、これも見方が分かれます。
長期休養明けという点では、9番ロードフィレールが31週、10番ミリオンクラウンが27週、5番エチゴドラゴンが25週と、休み明けの馬が複数います。前走の結果だけでなく、その間隔と体重変化を合わせて見ると、ロードフィレールは前走で体重もほぼ安定しており状態の回復が感じられます。ミリオンクラウンは基本能力値が全馬中最高ですが前走8着という結果が気になります。
能力値・先行力・決め脚の数値も整理すると、先行力は2番コレオシークエンスが最高、決め脚は12番キッコベッロが最高を示しています。穴馬得点という観点では9番と1番が突出しています。これらを組み合わせると、坂井騎手が手綱を取り、能力値・決め脚・穴馬得点が高水準にある9番ロードフィレールが最も総合点が高いと判断しました。12番キッコベッロは乗り替わり強化と決め脚の高さでS評価に並ぶと見ています。7番サヴォアフェールと11番コレデヨカロウは、芝転換や近走の成績不振など不確かな要素が多く、C評価が妥当と考えました。