あらすじ ジルトニア王国で代々聖女を輩出する名門家に生まれたフィリアは、幼少期からの過酷なスパルタ教育により、歴代最高峰の聖女としての力と能力を手に入れました。 魔物から国を守る強力な結界を張り、病気の治療薬作成など何でも完璧にこなす彼女は「歴代最高の聖女」と称されますが、同時に無表情・無感情・隙がなさすぎる性格ゆえに「完璧すぎて可愛げがない」と周囲から疎まれます。両親からも冷たく扱われ、国民の人気も低く、婚約者である第二王子ユリウスからも嫌悪され、 ある日突然「可愛げがない」という理由で一方的な婚約破棄を突きつけられます。 さらにユリウスはフィリアの可愛い妹ミアに一目惚れし、彼女との結婚を望み、 フィリアを「邪魔者」として処理するため、聖女不在で困窮する隣国パルナコルタ王国へ金・資源と引き換えに売り飛ばすという取引を成立させてしまいます。祖国からは半ば追放同然の形で売られたフィリアは、奴隷のような扱いを覚悟して隣国へ旅立ちますが…… 到着した先で待っていたのは、予想外の大歓迎と英雄扱いでした。 パルナコルタの人々は彼女の能力を心から必要とし、感謝し、温かく迎え入れます。一方、フィリアを手放したジルトニア王国は聖女不在による魔物の猛攻などで急速に危機に陥り、 「手放した後に初めて有能さに気づく」という典型的な追放系ざまぁ展開が進行していきます。フィリア自身は隣国で初めて「必要とされる喜び」や「感情を表に出すこと」を少しずつ学び、 周囲の人々(特にパルナコルタの王子オスヴァルトなど)との交流を通じて変化していく……というのが大きな軸です。典型的な「追放→実は超有能→元いた国が後悔」のカタルシスを楽しみつつ、 フィリアの感情の成長や隣国での人間関係が丁寧に描かれている作品です。 2025年にTVアニメ化もされ、かなり話題になりました。ざっくり言うと 「完璧すぎて嫌われた聖女が、売られた先で本当の居場所と笑顔を見つける」お話です。
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