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【トルマリンステークス(3勝クラス) 2025 回顧と反省文】
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『レース総評と展開の検証』

■レース結果は、予想した「差し有利」の展開とは真逆の、逃げ切り勝利となりました。
■予想では、レイナデアルシーラ(5番)がハナを主張し、内外から先行勢がプレッシャーをかけることで「やや速めの平均ペース」になり、先行勢が苦しくなると予測しました。
■実際のハロンタイムを見ると、$12.5 - 11.5 - 12.4 - 12.7 - 13.0 - 12.4 - 11.9 - 12.2 - 12.5$と、前半の4ハロンが49.6秒、中盤5ハロン目が13.0秒と極端に緩んでおり、明確なスローペースとなりました。
■逃げたレイナデアルシーラは、誰にも競りかけられることなく単独で逃げることができ、4コーナーまで脚を溜め、上がり3ハロンも36.6秒とこの時期のダートとしては平凡なタイムでまとめ、そのまま押し切りました。
■後続の馬たちは、スローペースで前を捕まえられず、3着のルージュアベリア(9番)までが逃げ馬の直後、好位2、3番手で立ち回った馬であり、先行・好位有利の展開でした。

『予想の反省点と今後の活用』

■最大の反省点は、展開の読み間違いです。先行馬が揃ったため「ペースが上がる」と判断しましたが、結果的に皆が牽制し合い、最速の先行馬であるレイナデアルシーラに楽な逃げを許してしまいました。先行馬の頭数が揃っても、最速の馬を誰も潰しに行かない場合、かえってスローになりやすいというダート戦の特性を見落としていました。
■S評価としたリバートゥルー(4番)や、期待値が高かったイージーオンミー(7番)など、差し・追い込み脚質の馬は、展開の恩恵を全く受けられず、力を出し切れませんでした。特にリバートゥルーは4角14番手から上がり37.0秒と伸びず、能力を全く発揮できませんでした。

今後の活用:
■ダート戦、特に1800mの多頭数戦において、明確な逃げ馬がいる場合、その馬を潰しに行く馬の存在をより慎重に分析します。今回のように、レイナデアルシーラ(5番)に逃げの形を作らせてしまうと、能力を最大限に活かされてしまうことを教訓とします。
■「稍重馬場は差しも決まる」という過去の傾向(情報6)に固執しすぎず、当日のレースにおける騎手の意識(牽制しあうか、潰しに行くか)が、ペースを大きく左右することを重視します。
■今後は、最速の先行馬を消すのではなく、能力値を再評価し、スローペースで押し切る可能性も想定して組み込むことを検討します。

『実力以上に強い競馬をして次走狙えそうな馬』

■パルクリチュード(6番)
■評価理由: 2着という結果でしたが、逃げ馬レイナデアルシーラが楽に逃げるスローペースの中で、4角3番手という好位から最後まで粘り強く追いかけました。追い切りS評価通りの高い状態を保ち、先行集団の直後という難しい位置から地力を示しました。勝ったレイナデアルシーラに唯一食い下がったことは評価に値します。
■次走狙い条件:
■条件: 今回同様に、先行集団の直後で競馬ができる、スロー〜平均ペースのダート1800m戦。特に、状態が良い時(追い切り評価が高い時)は、再度好走する可能性が高いと判断します。斤量が56.0kgで実績を残しており、このクラスを勝ち上がる実力は示しています。
■期待: 展開を問わず、能力と状態の良さで安定した成績を残せるタイプであり、次走も好走が期待できます。

■クレメダンジュ(1番)
■評価理由: 6着でしたが、4コーナーを13番手で回るという、今回の展開では絶望的な位置取りから、上がり3ハロン36.4秒というメンバー中最速タイの末脚を記録しました。先行有利のスローペースの中で、最後方からあれだけの脚を使って掲示板に迫ったことは、この馬の決め脚能力の裏付けとなります。「消し要素の多い馬」と判断しましたが、展開に恵まれれば大穴を開ける可能性を示唆しました。
■次走狙い条件:
■条件: 厳しいハイペースとなり、前が総崩れする展開が予想されるダート1800m戦。または、直線が長く、ダートの差しが決まりやすいコースでの出走時。
■期待: 今回のレースで展開利を得られなかった分、次走でペースが流れる展開になれば、今回の末脚がさらに活きると判断します。
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