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【新潟牝馬ステークス 2025 レース回顧と反省文】
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『レース展開と予想の検証』
■ ペースと展開について
■ 予想:スローペースからの瞬発力勝負、差し・追い込み有利を想定しました。
■ 結果:ハロンタイム(12.7 - 11.2 - 11.9 - 12.5 - 12.7 - 12.4 - 12.2 - 12.1 - 12.0 - 11.5 - 11.5)を見ると、中盤はペースが落ちましたが、上がり2ハロンが11.5-11.5と非常に速く、全体としては「平均ペースから極端なラストの瞬発力勝負」となりました。
■ 有利な脚質と着順の比較
■ 予想:差し・追い込みが極めて有利。
■ 結果:
・ 1着 5.カネラフィーナ(4角4番手)
・ 2着 12.フレミングフープ(4角4番手)
・ 3着 2.レミージュ(4角7番手)
■ 1着馬は先行勢の直後から抜け出し、2着馬は中団から伸びており、勝利は「先行集団の直後から機動力を活かした差し・好位差し」がもたらしました。予想で最も有利とした後方からの追い込み馬(10.ミアネーロ、4.ピンクジンなど)は、推定上り34.6〜34.9という速い脚を使っているものの、直線入り口で前との差が大きく、追い込み切れませんでした。
■ 反省点
■ 展開バイアスの読み:前日傾向から「差し・追い込み」を極めて有利と判断しましたが、当日の馬場状態が「良」でクッション値も良好であったため、極端なスローからの瞬発戦となり、先行勢の直後で脚を溜めた馬に有利な展開となりました。長くタフな脚を使うというよりは、最後の直線の瞬発力と機動力が問われました。差し有利のバイアスはありましたが、「極めて有利」と断定した点で、先行勢の粘り込み能力を過小評価した点が反省点です。
『個別馬の評価と結果の比較』
■ 的中した評価
・ 5.カネラフィーナ (1着):A評価とし、「先行脚質だが、能力と斤量(52.0kg)でバイアスを覆す可能性」を指摘しました。結果、先行集団の直後(4角4番手)から抜け出し、推定上り34.6という切れ味を発揮。3歳牝馬の軽斤量と総合能力の高さが、展開バイアスを覆して勝利に結びつきました。
・ 2.レミージュ (3着):C評価とし「2200m実績があり、決め脚は平均的だが展開が向きやすい」と分析。結果は中団からの差し競馬で推定上り34.6をマークし、着順を大きく上げました。軽視はしていませんでしたが、上位争いまで可能という評価は妥当でした。
■ 大きく評価を誤った点
・ 10.ミアネーロ (4着):S評価で本命視しましたが、結果は4着。能力値(決め脚100)は突出していましたが、馬体重がプラス14kgと大幅増であり、この馬体が影響した可能性を排除できません。また、後方(4角7番手)からの追い込みとなりましたが、トップの上り(34.6)を使っても、先行集団との位置取りの差を埋めきれませんでした。今回の結果は、能力的な不足ではなく、馬体重の増減と位置取りの差が響いたものと判断します。
・ 12.フレミングフープ (2着):E評価に近いC評価とし「決め脚の数値に不安」としましたが、結果は2着。前走は格下だったものの、今回は終始インで脚を溜め、直線で機動力を活かして抜け出すという完璧な競馬をしました。能力値には現れにくいレースセンスと機動力を高く評価すべきでした。
【今回の結果を次走へどう生かすか】
『予想の改善点』
■ 新潟芝2200mの特性
■ 新潟芝2200mにおいて、「良馬場」でスローペースとなった場合、極端な追い込みよりも先行集団の直後で機動力を活かせる馬を重視すべきと再認識しました。特に最後の直線の瞬発力が問われる展開では、直線入り口での位置取りが重要になります。
■ 馬体重のチェック
■ 10.ミアネーロの大幅な馬体重増がパフォーマンスに影響を与えた可能性を鑑み、今後は追い切りやコメントだけでなく、当日または前日発表の馬体重の変動についても、特に能力値の高い馬に対しては慎重に考慮し、評価に反映させます。
【実力以上に強い競馬をした次走狙い馬】
今回の展開で、能力を証明した馬、あるいは不運によって着順を落とした馬を次走で狙うべきです。
『10.ミアネーロ(4着)』
■ 展開と馬体重増の影響
■ 終始後方(4角7番手)を追走し、トップタイの上り(34.6)を繰り出しましたが、僅差の4着でした。これは能力的な敗戦ではなく、位置取りの差と14kg増の馬体重が響いたものと考えられます。今回のレースでこの馬の爆発力とタフな決め脚がGTレベルで通用することは証明されました。
■ 次走狙い条件:
・ 舞台:東京や京都の外回りなど、より直線が長く、純粋な瞬発力勝負になりやすいコースの2000m前後の重賞。
・ 展開:今回のレースで敗戦したことで人気が落ち着き、展開が差し有利に傾いた際のスローペース戦。
・ 特に:馬体が絞れ、本来の軽快さ(ベスト体重)に戻った状態で、中団より後ろからレースができるようであれば、巻き返しは濃厚と判断します。
『12.フレミングフープ(2着)』
■ 展開不向きの能力カバー
■ 評価では決め脚の数値に不安がありましたが、結果は2着。4角4番手という好位から、推定上り34.7の脚を使い、上位を確保しました。これは、能力値には現れないレースセンスと新潟芝2200mへの高い適性を示しています。
■ 次走狙い条件:
・ 舞台:今回と同様の新潟芝2200m、または小回り中長距離のOP特別・重賞。
・ 展開:機動力が活きる好位からの差し・追込が可能なレース。
・ 特に:今回、能力が問われる別定戦で結果を出したことから、次走でハンデ戦に出走し、今回と同程度の斤量(55.0kg)が維持されるようであれば、再度狙う価値のある一頭と考えられます。
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