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【神無月ステークス 2025 レース回顧と反省文】
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『レース総評と予想との比較』

■ 本レースは、予想した「ハイペースからの差し優位」の展開となり、上位人気馬と穴馬が入り乱れる結果となりました。
■ 勝利したのは、S評価で軸馬としたインユアパレスでした。別定59kgを背負いながら、中団から外目を通って力強く差し切り、実力最上位の評価に応えました。
■ 2着のジャスティンアースも、A評価で軸の相手に選定しており、追い切りS評価と高い決め脚能力を活かして好走しました。
■ 大きな誤算は、予想でD評価としたタイセイブレイズ(3着、13番人気)の激走です。7歳で近走頭打ちと判断しましたが、ハイペースと不良馬場というタフな条件で、内をロスなく進み、最後の競り合いで粘り込みました。また、予想で高評価とした先行馬の多くが失速した点も反省点です。

『予想の反省点』

■ 先行馬の評価について
■ 展開予想で「先行馬が激化しハイペース必至」と判断した点は正しかったと言えます。ハロンタイムを見ても、前半3ハロンが34.7と速い流れでした。
■ しかし、先行馬の中でA評価としたモズミギカタアガリ(7着)は早めに失速し、B評価としたリジル(5着)は先行集団に取り付くことができず、終始後方からの競馬となりました。逆に、予想で消し要素とした逃げ馬のアドバンスファラオ(12着)は予想通りに失速しました。
■ 不良馬場という極端な条件において、先行馬はよりスタミナを消耗しやすく、展開利よりも地力と馬場適性が問われたと考えるべきでした。

■ 穴馬の選定と馬場適性の見極め
■ 3着に激走したタイセイブレイズは、7歳馬という年齢と近走成績からD評価としましたが、不良馬場での東京ダート1400mというタフな条件が、この馬の持つ豊富なキャリアと底力を引き出した可能性があります。
■ 予想では「決め脚84.5で展開利は活かせるが、7歳で近走は頭打ち」としましたが、不良馬場でのレース経験や、この馬が持つ渋い馬場への適性を軽視してしまったことが反省点です。
■ また、4着に食い込んだノーブルロジャー(D評価)も、後方からの競馬で上がり34.3という鋭い末脚を使い、ハイペースの恩恵を最大限に受けました。この馬の決め脚のポテンシャルを低く見過ぎていた可能性があります。

■ 脚質と位置取りの判断
■ 勝ち馬インユアパレスと2着馬ジャスティンアースは、中団〜後方からの差し切りであり、「ハイペースからの差し優位」という展開判断は的中しました。
■ しかし、リジルが予想に反して後方からの競馬になったように、展開予想でどの馬がどの位置を取るかという「位置取りの具体性」の精度をさらに高める必要があります。

『次走への教訓』

■ 極端な馬場条件下の評価基準
■ 不良馬場や重馬場などのタフな条件では、スピード能力や近走の好調さだけでなく、「渋った馬場での実績」や「古馬の底力」をより重視すべきです。今回、タイセイブレイズの激走は、不良馬場での適性とベテランの意地を示すものでした。次走以降、馬場が悪化した際は、キャリアのある馬の馬場適性を再評価します。

■ 内枠の立ち回りへの着目
■ 3着のタイセイブレイズは、内枠(2枠)からロスなく立ち回り、直線も内目を通って脚を伸ばしました。ダート戦で内が荒れやすい場合でも、ハイペースで先行馬がバテた展開では、内を上手く回って距離損を抑えた馬が浮上するパターンを考慮に入れる必要があります。

『実力以上に強い競馬をして次走狙い目の馬とその条件』

■ タイセイブレイズ(3着)
■ 実力以上に強い競馬:7歳という年齢、13番人気という低評価を覆し、GIII勝ち馬たちとクビ、アタマ差の激しい競り合いを演じ、3着に粘り込みました。予想で「近走は頭打ち」とした判断は覆され、不良馬場というタフな条件での底力の高さを証明しました。
■ 次走の狙い目:今回、不良馬場で好走したことから、次走でも馬場状態が稍重?不良のダート戦、特に東京ダート1400mのようにスピードとパワーが両立して求められる舞台であれば、引き続き警戒が必要です。今回と同様に、ハイペースが予想される展開で、内枠を引いた場合は大穴候補として積極的に狙うべきです。

■ ノーブルロジャー(4着)
■ 実力以上に強い競馬:予想では決め脚不足を懸念しD評価としましたが、後方からの競馬で上がり最速タイ(34.3)の鋭い末脚を繰り出し、勝ち馬からわずかクビ差の4着に迫りました。ハイペースがこの馬の末脚を最大限に引き出したと言え、予想以上のポテンシャルを発揮しました。
■ 次走の狙い目:今回、ハイペースからの差し競馬で結果を出したため、次走でも先行馬が多く出走し、ハイペースが濃厚なオープンクラスのダート戦(1400m〜1600m)であれば、再度狙う価値があります。特に、直線が長く末脚を存分に活かせる東京ダートコースでの出走時には、要注意です。

今回の回顧を通じて、極端な馬場条件における馬の適性とベテラン勢の底力を再認識いたしました。今後の分析にこの教訓を活かしてまいります。
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