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レース回顧と反省点】
『展開予想の検証』
■ ペースと位置取り:
事前予想では「シンフォーエバー(3)がハナを主張し、スロー〜ミドルペースになる可能性が高い」とし、
「内目の好位から直線で脚を使える馬が有利」と判断しました。
結果として、逃げたのはペイシャフラワー(13)で、シンフォーエバー(3)は 2 番手追走となりました。
ハロンタイムを見ると、前半 3 ハロンが 34.6 秒、後半 3 ハロンが 34.5 秒と、全体的に平均的なペースであり、
極端なスローにはなりませんでした。
■ 決定的な誤算:
最大の誤算は、先行集団の失速と後方一気の差し馬の台頭です。
逃げ馬のペイシャフラワー(13)は 12 着、 2 番手のシンフォーエバー(3)は最下位の 15 着、
2 番手追走だったバルサムノート(4)は 13 着と、先行した馬が軒並み大きく沈みました。
対照的に、勝ったエアファンディタ(10)、 2 着のブエナオンダ(6)は 3 コーナー 11 番手追走から、
後方一気の差し切り勝ち。これは「内目の好位先行馬有利」という予想を大きく裏切る結果となりました。
■ 反省点:
■ エアファンディタ(10)の評価:
能力評価では D 評価とし、「決め脚はトップ(100)だが、先行力は最下位(7.5)。
追い込みに特化するため、スローペースで直線一気の展開にならないと厳しい」と判断しました。
しかし、今回のレースは平均ペースでありながら、エアファンディタの究極の決め脚が爆発しました。
これは、京都の坂の下りを利用した加速と、前団が予想以上に消耗した展開に恵まれた結果と判断できます。
追い込み馬の能力を、展開だけに頼る形で過小評価してしまった点が最大の反省点です。
■ 軸馬セオ(15)の大敗:
S 評価で軸馬としたセオ(15)は 8 着でした。好位 7 番手追走と展開自体は悪くありませんでしたが、
直線での伸びを欠きました。前走大敗を度外視しましたが、斤量 57.0kg や長期休養明けの影響、
または予想以上に前が厳しい流れになった影響で、京都マイルでの持ち味である瞬発力を発揮できなかった可能性があります。
『能力評価と着順の比較』
ブエナオンダ(6): A 評価で 2 着に入り、昇級戦でも通用する勢いと能力を見抜いた点は正しかったと言えます。
ニホンピロキーフ(5): C 評価で 3 着に粘り込みました。「先行集団から粘り込み」という予想に対し、
4 番手追走から粘っており、近走大敗を度外視した評価は正しかったですが、軸馬に推すまでには至りませんでした。
【次走へ向けての提言】
『次走への活かし方』
■ 京都芝マイルの差し・追い込み馬の再評価:
京都芝 1600m の外回りコースにおいて、先行馬が揃った際の平均ペースでは、エアファンディタ(10) のように、
究極の決め脚(決め脚 100)を持つ追い込み馬の価値を、展開の読み以上に重視します。
坂の下りを利用して加速できる馬は、スローでなくても爆発的な末脚を発揮できることを再認識します。
■ 先行馬の取捨選択の厳格化:
先行馬が多数揃い、ペースが平均的になると予想される場合は、軸にする先行馬の瞬発力性能と斤量をより厳しくチェックします。
今回のセオ(15)のように、スピードタイプであっても斤量が重い場合は、後続の差し馬に飲み込まれるリスクが高まります。
『実力以上に強い競馬をした次走狙える馬の選定』
今回のレースで、評価以上に素晴らしいパフォーマンスを見せ、次走で狙ってみたい馬を挙げさせていただきます。
■ エアファンディタ(10):
理由: D 評価( 10 番人気)でしたが、 3 歳時の G1 挑戦歴があり、能力は元々高い馬です。
8 歳という年齢と 4 戦連続 2 桁着順という近走成績から評価を下げましたが、ブリンカー着用で最高のパフォーマンスを披露しました。
3 コーナー 11 番手から最速タイの上がり 33.5 秒をマークし、 1 着をもぎ取りました。
次走の狙い条件:
■ コース:直線の長いコース、特に京都芝 1600m のような直線に坂の下りがあるコース。
■ 展開:先行馬が多いレースで、平均〜ややハイペースが予想される場合。
■ レースレベル:今回と同じリステッド〜オープンのハンデ戦。 56.0kg ならば、
再び上位争いが可能です。究極の決め脚を活かせる展開であれば、年齢に関わらず信頼できます。
■ ニホンピロキーフ(5):
理由: C 評価( 3 番人気)でしたが、 3 着と好走しました。先行集団の直後 4 番手追走から粘り込み、
後方からの猛追を凌いだのは評価に値します。近走の 2 桁着順を跳ね返した地力は確かなものであり、京都マイルでの適性の高さを再確認しました。
次走の狙い条件:
■ コース:京都芝 1600m。京都での重賞 4 着の実績もあり、この舞台での安定感は高いです。
■ 斤量: 56.0kg は妥当ですが、斤量 55.0kg 以下となるハンデ戦であれば、さらに有利になります。
■ 展開:先行馬が手薄なメンバー構成で、 3 〜 5 番手でスムーズに追走できる展開が理想です。
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