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【回顧】【室町ステークス(OPハンデ) 2025 レース回顧と反省文】
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『レース予想と結果の比較』

■ レースの展開について
予想では「乾いたスピードダート」による先行有利の前残りハイペース展開を濃厚と判断いたしました。
実際のハロンタイムは「12.1 - 10.7 - 11.4 - 11.7 - 11.9 - 12.5」で、前半3ハロンが34.2秒、後半3ハロンが36.1秒、上り3Fが36.1秒という結果でした。
これは、予想通り前半は速いペースで流れましたが、中盤から失速しており、最後の1ハロンの12.5秒からも分かるように、先行馬にとって非常に厳しい消耗戦であったと判断されます。特に、予想した「前が止まりにくい」という見立てとは異なり、先行した馬は総じて直線で苦しくなる展開となりました。

■ 有利な脚質について
予想では逃げ・先行有利と判断しましたが、結果は、道中4番手以内につけた1 メイショウホウレン(2着)以外は、中団より後方の馬が直線で差し込み、掲示板内を確保する形となりました。特に5着の7 アルファマムは最後方からメンバー最速の上がり34.3秒を記録しており、結果は「差し・追い込み」有利の展開となりました。

■ 個別評価と着順の比較
4 スターターン(3着同着):S評価で軸としましたが、先行集団の真ん中5番手でレースを進め、上がり35.9秒で粘り込んでの3着という結果でした。川田騎手の巧みな騎乗でポジションを確保しましたが、厳しい消耗戦の中で最後は脚色が鈍り、勝ち切れませんでした。
16 ボナンザ(12着):A評価で対抗としましたが、大きく着順を落としました。先行力、外枠、実績など展開利に適性を見込みましたが、道中は後方に位置し、上がり36.0秒と持ち味のスピードを活かせず総崩れとなりました。
11 カズゴルティス(7着):A評価、軽ハンデと展開適性で期待しましたが、中団後方から伸びを欠き7着でした。消耗戦となったことで、軽ハンデの恩恵を活かしきれず、実績上位馬に及ばなかった形です。
1 メイショウホウレン(2着):B評価、昇級戦ながら先行力で前残りを期待しましたが、結果は2着と評価以上の好走でした。道中終始先頭で粘り込み、厳しい流れの中で唯一、先行策から馬券圏内に残ったという点で、地力とタフさを証明しました。
3 エートラックス(6着):B評価、斤量58.5kgを最大の懸念としましたが、能力値の高さから掲示板を狙えると予想しました。結果は6着と惜しくも掲示板外で、やはり重い斤量が響いたと考えられます。
6 ペプチドヤマト(1着):E評価(消し要素の多い馬)と判断しましたが、最低人気で大番狂わせの勝利を収めました。道中7番手という中団のポジションから、先行集団が失速したところを巧みに差し切っており、上がり35.6秒で粘り込みました。この評価は、騎手データ(偏差値69.02)を過度に重視し、馬の能力と当日の展開を軽視した最大の反省点です。
10 キタノズエッジ(3着同着):D評価(消し要素の多い馬)としましたが、後方から上がり35.0秒で追い込み、3着に食い込みました。先行力不足から展開不向きと判断しましたが、結果として消耗戦となり、直線でスムーズに外へ持ち出したことが奏功しました。

【反省点と今後の活かし方】

『レース展開と馬場状態の読みの反省』

■ 消耗戦への対応の誤り
予想では「乾いたスピードダート」で「前が止まりにくい」と判断しましたが、結果は速い前半ペースによる先行馬総崩れの消耗戦でした。これは、トラックバイアス情報に固執しすぎ、ペースの厳しさに対するダート馬の適性、特に「タフさ」を考慮しきれなかったことにあります。
今後は、馬場状態だけでなく、ハロンタイムの傾向や、各馬のスピード能力から、単なる速さだけでなく「タフさ」が問われる展開になる可能性を柔軟に考慮する必要があります。

■ 騎手データの過信
6 ペプチドヤマトをE評価とした最大の理由は、騎手データの低調さでした。もちろん、騎手の能力は重要ですが、今回の結果は、騎乗技術や判断以上に、馬の適性(タフさ、中団からの差し)と展開(先行馬総崩れ)が嵌まった結果です。
今後は、データが示す不安要素よりも、その馬が持つ潜在的な展開適性や軽斤量といった、レース当日の有利条件を優先して評価する視点を取り入れます。

『ハンデ戦の難しさに対する反省』

■ 軽ハンデ馬の評価見直し
14 スマートアイ(52.0kg)や11 カズゴルティス(54.0kg)といった軽ハンデ馬を期待値が高いと見ましたが、結果は人気以上の走りを見せたものの掲示板を確保できませんでした。これは、今回の極端な消耗戦では、斤量よりも地力が問われたためと考えられます。

【次走への展望】

『実力以上に強い競馬をした馬と次走の狙い』

今回のレースで、評価以上に厳しい展開の中で高いパフォーマンスを見せ、次走以降で特に期待できる馬は以下の3頭と考えます。

■ 6 ペプチドヤマト(1着)
■ 理由:最低人気ながら、中団からの差し競馬で厳しい消耗戦を制したことは、展開に対するタフさと中距離戦での先行力に頼らない末脚の確かさを証明しました。ブリンカー着用の効果もあったと推測されます。
■ 次走狙える条件:
■ 距離:ダート1200m〜1400m
■ コース:今回のような前半速いペースでタフさが求められるダートコース
■ 展開:逃げ・先行馬が揃い、直線で前が止まるような消耗戦

■ 10 キタノズエッジ(3着同着)
■ 理由:D評価としましたが、後方からメンバー中2位タイの上がり35.0秒で追い込み、3着に食い込みました。先行力不足で展開不向きと判断しましたが、結果的に消耗戦が味方しました。テンの速さが求められない流れなら、その決め脚はGVでも通用する可能性があります。
■ 次走狙える条件:
■ 距離:ダート1200m(差しが決まる)または1400m〜1600m
■ コース:広いコースで、直線に賭ける競馬ができるコース
■ 展開:先行争いが激しくなり、直線一気の追い込みが可能な展開

■ 7 アルファマム(5着)
■ 理由:展開不向きのE評価としましたが、最後方からメンバー最速の上がり34.3秒を繰り出し、掲示板を確保しました。差し・追い込み脚質にとって厳しい馬場状態でのこの末脚は、能力の高さを示すものです。
■ 次走狙える条件:
■ 距離:ダート1200m〜1400m
■ コース:長い直線で末脚を爆発させられるコース
■ 展開:今回のような差し決着、あるいはもっとペースが緩み、瞬発力勝負となる展開(ただし、今回は消耗戦で末脚を活かした点に注目)

次走、これらの馬たちがどのようなレースを選択するか、情報をお調べしましょうか?
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