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【回顧】【武蔵野ステークス(GV)2025回顧と反省文】
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『予想の正しかった点』
■ 今回のレースは、良馬場かつ速い時計での決着となり、勝ちタイムの1分35秒2は、予想で言及した「乾いた良馬場でダートの締まりが強く“スピード持続型”が走る」という馬場傾向に完全に合致しました。
■ 1着のルクソールカフェ(16番)は、3、4コーナーともに4番手という、予想で最も有利とした「先行〜好位」のポジションを完全に確保し、その脚質的な恩恵を最大限に生かして勝利しました。先行馬を軸とするという方針は、勝ち馬に関しては正しかったと判断できます。

『予想と異なった点(最大の反省点)』
■ 最大の反省点は、「後方待機組には厳しい展開になりそう」「追い込みは割引」という判断を強く出したことです。
■ 2着のコスタノヴァ(4番)は、3、4コーナーともに14番手、3着のビダーヤ(1番)は3、4コーナーともに11番手と、両馬とも最後方集団から驚異的な末脚で上位に食い込みました。
■ 2着コスタノヴァの推定上がり34秒8(最速タイ)、3着ビダーヤの推定上がり35秒0というタイムは、先行馬が粘る展開を想定していた中で、後方待機組が高速馬場での高い上がり性能を発揮したことを示しています。
■ ペースは前半4ハロン47秒7と極端なハイペースではありませんでしたが、先行集団が直線に入り失速したというよりも、後方待機組の持続的な末脚が、先行馬を一気に捉えきったと分析すべきで、この「上がり性能」の絶対値を評価しきれなかった点が、反省点として残りました。

【反省点と次走への活かし方】

『先行有利バイアスへの過信に対する反省』
■ トラックバイアスが「先行有利」を示していても、GVレベルのレースでは、出走馬の能力差がバイアスを凌駕するケースがあることを再認識いたしました。特に東京ダート1600mの高速馬場では、最後の直線での「末脚の質と持続力」が、位置取りの差を覆す決定的な要因となり得ます。
■ S評価としたオメガギネス(11番)やペプチドナイル(14番)といった先行馬が力を出し切れなかった(後方へ下がった、粘れなかった)一方で、後方からの馬が掲示板を独占したという結果は、展開の読みだけでなく、各馬の脚質転換の可能性や、当日の仕上がりの判断が不十分であったことを示しています。

『次走へ向けた活かし方』
■ 今後の東京ダートマイル戦では、先行力という「展開の恩恵」だけでなく、コスタノヴァやヴァルツァーシャルのように、不利な位置からでも上がり34秒台をコンスタントに出せる「末脚の絶対値」を最重要視して評価いたします。
■ 予想において「先行力」の数値だけでなく、直近のレースにおける「推定上がり」のタイムをより重視し、「高速ダートの瞬発力持続戦」に対応できる馬を上位に評価する方針を取り入れます。

【実力以上に強い競馬をして次走狙い目となる馬】

『コスタノヴァ(2着)』
■ 今回の評価: 斤量59.0キロという厳しい条件に加え、3、4コーナーともに14番手という、予想で最も不利とされた位置取りから、出走馬中最速タイの上がり34秒8を叩き出して2着を確保しました。これは、不利な要素をすべて跳ね返し、能力の高さと充実ぶりを証明する極めて強い競馬であったと判断できます。
■ 次走の狙い目となる条件:
■ 斤量軽減時:今回の59.0キロから、GUやGVの別定戦などで負担重量が軽減される場合(例:57.0キロ)、さらにパフォーマンスを向上させる可能性が非常に高いです。
■ ハイペース戦:今回の上がりタイムは、道中のロスがありながらも発揮されたものであり、前が速くなり、先行馬が苦しくなるような消耗戦になれば、この馬の末脚がより生き、勝利に近づくでしょう。

『ヴァルツァーシャル(6着)』
■ 今回の評価: 予想では近走二桁着順続きでD評価としていましたが、今回は16番人気という低評価を覆し、3、4コーナーともに14番手から2着コスタノヴァに次ぐ上がり34秒9をマークしました。着順は6着でしたが、先行有利とされる馬場で最後方から上がり3位タイのタイムを出したことは、完全に実力以上の走りであり、復調の兆しを見せました。
■ 次走の狙い目となる条件:
■ 引き続き東京ダート1600m:今回、高速ダートへの適性と、直線での爆発的な末脚持続力を改めて証明しました。東京マイル戦であれば、常に警戒すべき一頭です。
■ オープン特別またはリステッド競走:GVでは惜しくも掲示板を逃しましたが、メンバーレベルが一段階下がるオープン特別やリステッド競走であれば、今回の脚がそのまま勝ちに繋がる可能性が高いです。

『ビダーヤ(3着)』
■ 今回の評価: 3、4コーナー11番手という不利な位置から、勝ち馬と0秒6差の3着に入線しました。川田騎手への乗り替わりも功を奏し、持ち前の決め脚(上がり35秒0)を最大限に活かしきった、展開不利を覆した好走です。
■ 次走の狙い目となる条件:
■ 内枠からの好位差し:今回は後方からの競馬になりましたが、先行力も持っている馬です。再び内枠を引き、スタートで先行集団の直後(5〜7番手)にポジションを取れれば、上がり35秒0の脚がさらに鋭くなり、勝ち負けを期待できます。
■ 平坦なダートコース:東京だけでなく、能力を最大限発揮できる好位差しが可能な、平坦なダートコースでのGV戦も狙い目となります。
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