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【回顧】【デイリー杯2歳ステークス(GU)2025 回顧と反省文】
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『予想の正しかった点』
■ 1着のアドマイヤクワッズ(6番)と3着のアイガーリー(4番)を、それぞれS評価としていた点は正しかったと受け止めております。特にアドマイヤクワッズは、新馬戦で示していた極めて速い上がり性能を、このレースでも推定34秒0という最速のタイムで証明いたしました。
■ レース全体がレコードタイムで決着し、ハロンタイムからも道中緩まず、後半11秒台前半を連発するスピード持続戦になったという、予想した馬場傾向(スピード持続型)は的中いたしました。

『予想と異なった点(反省点)』
■ 最大の反省点は、勝ち馬アドマイヤクワッズが中団後方(3コーナー6番手)から差し切ったことで、「先行有利」のバイアスを重視しすぎたことです。今回は先行勢が速いラップを刻み合う形となり、道中脚を溜めた馬に展開が向きました。
■ B評価としていたカヴァレリッツォ(7番)が2着に好走したことで、この馬の「先行力」を低く見積もりすぎた点も反省いたします。予想では「先行力(43.8)が低い」としましたが、実際は3番手追走と先行集団で競馬をしており、持ち前の高いポテンシャルを存分に発揮いたしました。
■ A評価とした先行馬のガリレア(3番)が2番手追走から直線で大きく失速(上がり36.1秒)したことは、単純な先行力だけでなく、レコードが出る超高速馬場に対応できる「スピードの質」がなければ、先行しても粘れないということを示唆しています。

【反省点と次走への活かし方】

『超高速馬場における判断基準への活かし方』
■ 今後は、芝マイルの重賞でレコードタイムに近い超高速決着が予想される場合、単純な「位置取りの有利不利」よりも、勝ち馬アドマイヤクワッズが示した「一級品の末脚の質と、それをスピードに乗った状態から持続させる能力」を最も重視して評価いたします。
■ 先行馬の評価においては、エイシンディードやガリレアのように、前半からスピードに乗った際に、直線でどこまで脚が残っているかという「スタミナ持続力」を、より厳しくチェックする必要があると考えます。

『敗れた先行馬への見直し』
■ ガリレアは先行有利の展開に乗ったにもかかわらず、上がり36秒台と大きく失速いたしました。これは能力を出し切った結果と見ることもできますが、今回の高速馬場への適性が低かった可能性もあります。次走、時計のかかる馬場や、ペースが緩む展開になれば、巻き返しに警戒する必要があると考えます。

【実力以上に強い競馬をして次走狙い目となる馬】

『エイシンディード(4着)』
■ 今回の評価: 予想では1200メートルからの距離延長と先行力トップという点を考慮し、B評価としておりましたが、実際にハナを切って逃げ切りを狙う積極的な競馬をいたしました。結果的に4着に粘り込んでおり、距離延長の不安を覆すスピード持続力を見せつけました。この馬の粘り強さは、着順以上に評価すべきです。
■ 次走の狙い目となる条件:
■ 芝1400メートル、または中山・阪神芝マイル戦:今回のレースで1600メートルでも粘れることが判明しましたが、最もパフォーマンスを期待できるのは、やはり距離短縮となる芝1400メートルの重賞です。また、直線に坂がある中山や阪神のマイル戦であれば、先行力とタフさを活かして粘り込みを期待できます。
■ 逃げ・先行が叶うレース:今回のようにハナを主張できる展開であれば、そのポテンシャルを最大限に発揮できるため、少頭数や同型馬が少ないメンバー構成であれば特に狙い目となります。
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『カヴァレリッツォ(2着)』
■ 今回の評価: B評価としましたが、実際は2番人気に応え、勝ち馬とアタマ差の2着という好結果でした。先行力に不安があるとした予想に反して、先行策からレコード決着に食らいついており、この馬の総合的な能力の高さを再評価いたします。
■ 次走の狙い目となる条件:
■ 芝マイル〜中距離のGT・GU戦:今回のレースで、超高速馬場でのスピード持続力と勝負根性を証明いたしました。能力値が高いことは明白であり、今後、距離を伸ばして2000メートル前後のGT戦線に進んでも、通用する可能性を秘めていると判断できます。
■ 多頭数の重賞:先行するだけでなく、中団からでも競馬ができる自在性があり、騎手の強みも相まって、メンバーの質が高い多頭数のレースでも、常に上位争いができる安定感を持つと評価いたします。
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