2014年08月08日
経常収支がマイナス5075億円の転落を受けて日経平均は大幅な安値をつける。
2014年上半期においての日本の経常収支が大幅な赤字に転落したとの報道を切欠に幅広い銘柄において売りが先行し、午後の取引において日経平均は400円を越す大幅な安値をつけました。
しかも去年の上半期の経常収支は3兆3131億円の黒字とあって、なんとわずか一年で4兆円に迫る損失を計上したことになります。
もしこの最悪に近い状況がこれからも続くのであれば、日本の経常収支はなんと年10兆にせまる赤字となり、貿易立国としての立場を激しく脅かすことになることが予想されます。
さらに現在、中東不安、ウクライナ不安、アルゼンチンの事実上のデフォルト、アフリカにおけるエボラ出血熱ウィルスの猛威が重なることにより、個人投資家を中心とした幅広い投資家たちの間で売りが先行し、日々大幅な下落を繰り返しています。
このような危機的状況下の中、10兆円に迫る年金資金の大幅な投入が検討されるなどの国策により、株価の下落を防ぐ動きもありますが、現状では下落を食い止める手段としては厳しい状況が続いているといえそうです。
経常収支がマイナス5075億円の転落を受けて日経平均は大幅な安値をつける。
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