サマンサは、青ざめた表情で、遠くを見ていた。
そして、一言呟く・・・・。
サマンサ『どうして・・・イシ・・が・・・』
しかし、サマンサが主人公とアルヴィーに気付くと、何事もなかったかの様に振舞う。
サマンサ『こちらサマンサ。
指定地点に、特務艦ラファエルを着艦願います。』
通信士『了解』
通信士『・・・・待ってください。
レーダーに反応!』
通信士『付近にハデス帝国軍対空砲を発見。
指定地点は敵の射程圏内です。』
アルヴィー『了解、ではこちらで対空砲を破壊します。
ラファエルは連絡あるまで待機してください。』
サマンサ『ふーん、そのおジャマな大砲って、どこにあるんだろ?』
じんじん『あそこから、振動が伝わってきてるよな。
あのあたりに対空砲があるのかな。』
サマンサ『うん、それっぽい。
行ってみよっ。』
サマンサ『あったあった、対空砲。
ハデス軍もウヨウヨ〜!』
オージャナ『そう簡単に対空砲まで行かせるか。
ここで負けて作戦終了、お疲れ様だ。』
サマンサを部隊に加えて、戦闘開始です。
敵部隊は、対空砲+戦闘ロボット多数で、かなりの強敵です。
サマンサは、自動で動いて主人公をサポートしてくれます。
何とか、ターゲットの大型対空砲に辿りつきました。
そして、見事に大型対空砲を撃破して戦闘に勝利しました。
サマンサ『おーっ、クローンペンダントくん、やるね〜!
おかげでけっこう軽ーく勝っちゃったよ。』
サマンサは、あきらかに動揺した口調で無意味な強がりを言う。
戦場での慢心こそ、もっとも危険だということは、サマンサも十分承知のはずである。
山頂での一件以来あきらかに冷静さを失っているようだった。
その時銃声と共に、サマンサが膝をついた。
サマンサ『ああっ!』
サマンサはたまらず悲鳴をあげる。
アルヴィー『サマンサ』
その時現れたのは、新たな多数の敵戦闘用ロボットだった。
ハデス帝国兵士『イシス様、敵軍が対空砲を破壊しました!。』
そして、一人の帝国軍将校らしき人物が現れる。
サマンサ『まさか・・・イ・シス・・・・。』
サマンサの表情に、生気はほとんどなく、ただ震えるばかりだった。』
イシス『フン・・・・報告で聞いていたほどではなさそうな相手だ。
あいつら、取り乱しやがって。』
じんじん『これ以上、手出しはさせないぞ!』
イシス『なんだ、威勢は良いんだな。
ではお前を先に黙らせてやろう。』
イシスの周りを暗黒の光が包み込む・・・。
アルヴィーは、かろうじて身構えるも、全身は恐怖で震えている。
イシスが必殺の一撃を加えようとしたその瞬間・・・。
主人公を見た瞬間、何かに動揺し、一瞬隙をみせる。
その時、突然一振りの剣撃がイシスを切り付ける。
イシス『誰だ!』
続く・・・・
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