エンジェリック クレスト(Angelic Crest)3日目

サマンサは、青ざめた表情で、遠くを見ていた。

そして、一言呟く・・・・。

サマンサ『どうして・・・イシ・・が・・・』

しかし、サマンサが主人公とアルヴィーに気付くと、何事もなかったかの様に振舞う。



サマンサ『こちらサマンサ。 
 指定地点に、特務艦ラファエルを着艦願います。』


通信士『了解』


通信士『・・・・待ってください。
 レーダーに反応!』


通信士『付近にハデス帝国軍対空砲を発見。
 指定地点は敵の射程圏内です。』


アルヴィー『了解、ではこちらで対空砲を破壊します。
 ラファエルは連絡あるまで待機してください。』


サマンサ『ふーん、そのおジャマな大砲って、どこにあるんだろ?』


じんじん『あそこから、振動が伝わってきてるよな。
 あのあたりに対空砲があるのかな。』


サマンサ『うん、それっぽい。
 行ってみよっ。』


サマンサ『あったあった、対空砲。
 ハデス軍もウヨウヨ〜!』


オージャナ『そう簡単に対空砲まで行かせるか。
 ここで負けて作戦終了、お疲れ様だ。』

サマンサを部隊に加えて、戦闘開始です。


敵部隊は、対空砲+戦闘ロボット多数で、かなりの強敵です。


サマンサは、自動で動いて主人公をサポートしてくれます。

何とか、ターゲットの大型対空砲に辿りつきました。


そして、見事に大型対空砲を撃破して戦闘に勝利しました。

サマンサ『おーっ、クローンペンダントくん、やるね〜!
 おかげでけっこう軽ーく勝っちゃったよ。』

サマンサは、あきらかに動揺した口調で無意味な強がりを言う。

戦場での慢心こそ、もっとも危険だということは、サマンサも十分承知のはずである。

山頂での一件以来あきらかに冷静さを失っているようだった。

その時銃声と共に、サマンサが膝をついた。


サマンサ『ああっ!』

サマンサはたまらず悲鳴をあげる。


アルヴィー『サマンサ』

その時現れたのは、新たな多数の敵戦闘用ロボットだった。

ハデス帝国兵士『イシス様、敵軍が対空砲を破壊しました!。』

そして、一人の帝国軍将校らしき人物が現れる。



サマンサ『まさか・・・イ・シス・・・・。』

サマンサの表情に、生気はほとんどなく、ただ震えるばかりだった。』


イシス『フン・・・・報告で聞いていたほどではなさそうな相手だ。
 あいつら、取り乱しやがって。』


じんじん『これ以上、手出しはさせないぞ!』


イシス『なんだ、威勢は良いんだな。
 ではお前を先に黙らせてやろう。』

イシスの周りを暗黒の光が包み込む・・・。

アルヴィーは、かろうじて身構えるも、全身は恐怖で震えている。


イシスが必殺の一撃を加えようとしたその瞬間・・・。

主人公を見た瞬間、何かに動揺し、一瞬隙をみせる。

その時、突然一振りの剣撃がイシスを切り付ける。


イシス『誰だ!』

続く・・・・

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